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想いを伝えること

昨夜は久しぶりにテレビをつけて、金曜ロードショーを観た。
以前から気になっていたアニメのヴァイオレットエヴァーガーデン。
放送を楽しみにしていた。

去年公開すると聞いたとき、映画館で観たいと思いつつもタイミングを逃していた。
今回、金曜ロードショーで観ることができるなんて、嬉しい。


冒頭の20分は見逃してしまったが、最後まで観た。
噂には聞いていたので、泣かせてくるんだろうと覚悟をしていた。




案の定、号泣した。

最近、涙腺が弱くていかん。

絵が綺麗で、特に風景なんかは絵画を観ているよう。
そんな美しい背景と、美しいヴァイオレットの人物描写が相まって、泣ける相乗効果。






幼いころから軍人として戦争に参加し心を無くしたヴァイオレットは、自動手記人形として手紙を代筆をする仕事に就く。
その過程で、「心」が少しずつ解けていくのを描いている。

「心」が硬く閉ざされたままであれば、幸せや喜びを感じることもない分、悲しみや痛みを感じずに済んでいたけれど、やがて解けつつある「心」は幸せを感じるようになる。
そして、幸せを感じれるようになると同時に、悲しみや痛みも押し寄せてくるのだ。

いわゆる、人間の「心」だ。



ネタバレになるので詳細は書かないけれど、この作品を観て思うのは、伝えることの大切さ。

母から子へ。

父から子へ。

部下から上司へ。

妹から兄へ。


黙ってても伝わらないんだと言う当たり前のことを気付かされる。

LINEじゃなくて、たまには娘へ手紙を書いてみようと思った。




来週も引き続き金曜ロードショーで放送される。
京都アニメーションの作品としても、観る価値あり。




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