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お天気アプリに翻弄された日

胸のしこりの経過観察中のため、先日病院へ行った。

12時という、このクソ暑い時期にバカげた時間の予約をした私は自分を呪いながら、キコキコと自転車に乗って30分かけて総合病院へ。
電動アシスト付き自転車を手に入れるまでは、自転車で30分の距離なんて絶対自転車で行こうとはしなかったし、車で行くか、今はなき廃車した原付バイクで行くか、だったけど。
今や30分なんて余裕で自転車に乗っていられるし、先月はまだここまで暑くなかったので小一時間ぐらい自転車で街をうろついたこともあった(笑)
なんて健康的になったんだ、わたし。

でもね、それでも、夏の正午に外に出るなんて、私の中ではありえないんだよ。
全身の汗腺開いてまうやん。

出かける1時間以上前の時点でのお天気アプリの予報は、「30分後に雨が降ります。現在時刻10:30」てな具合だったので、慌てて家を出た。(結局雨は降ってこなかったけど)
雨の中、自転車に乗るのは面倒くさいのでできるだけ避けたい。
今から出発すると11時には病院に着いてしまうが、一時間ぐらいは待てるようにスマホでゲームしたりYouTubeを観るつもりだった。

なんせ、病院は涼しいやん(灼熱の二階の自室にいるよりは数段マシ)、総合病院広いしキレイだし。




案の定、1時間待った。
12時に診察室に呼ばれた。
今回はマンモはなくて触診とエコーだけだった。
ちょっと拍子抜け。

「以前としこりの大きさの変化はありませんね。
張りがあって痛いということですが、それはわかりませんね。」と医者。

「閉経したのに胸が張るってことあるんでしょうか?」質問する私。

「うーん…まぁ様子見て。9月に今度はマンモをしましょう。」




わからんのかいっ!


と、思ったが口には出さず。
そうだ、この医者は乳腺甲状腺科担当だったんだと思い出す。

今の医療って専門分野がやたら細分化されていて、自分の専門外の事はわからないんだろうし、データーの数字を見て異常がなければ、さらにわからないんだろうね。

私なりの感じでは、まだ更年期の残りかすホルモン(笑)が足掻いているのかもしれんなと思うことにした。
最近はもう「医者」というものにも昔ほどの期待もしておらず。

日本はやたらと健診を勧めて早期発見の重要性を謳うが、それも確かに重要だろうが、私としてはそう長生きをしたいとも思っていないので、病気をしてそれを克服するという過程よりも、どちらかというと長患いや痛い思いをせずさっさと寿命を全うしたいと願っている方である。
ぽっくり逝きたいのよ。



マンモがなかったことで、痛い思いをしなくてよかったと思ったが、それでもエコー検査で機械で貧相な乳房ををグリグリされるのも痛い。
ただでさえ脂肪が無い胸、ほぼまな板状態の胸に潤滑ゼリーみたいなものを塗られて滑りは良くしているとはいえ、痛いねん。
骨身(あばら骨)にこたえる。

この歳までくるとおっぱいさらけ出して、恥ずかしいだのと羞恥心はまったくないが、痛すぎるのでブチ切れそうになる、もちろん医者に。

しかし、実際はキレたりしないけど。

医学発展してんだから、無痛で検査できるようにしてくれよ……。
胃の検査にしても硬い板の上に寝かされて、ぐるぐる回されて粉末ソーダ飲まされた挙句にゲップ出すなと無理難題言われて、何の拷問かと思うし、子宮頸がんの検査では痛くて冷たい器具をあそこにぶち込まれて不快感で声も出ないし、あの例の診察台での時間はいつまで続くのってくらい長く感じるし。

生きていくって痛いことばかりだなぁ。




病院を出て、どこかでランチして帰ろうかと思ったが、空を見ると今にも雨が降りそうな感じ。12:45。
11時ごろ降るっていう予想は外れているね。
遠くの方で雷の音が鳴っているのが聞こえる。

仕方ないので、自宅近くのコンビニまで一気に帰ってきて、そこで適当にアルコールとお弁当を買い家に戻る。13:15。

部屋に入り、ああやれやれ、とくつろごうとした瞬間、スコールのような雨が降ってきた。
雷の音も凄い。(゜.゜)


ひいい!!危機一髪やん!



あと1分遅かったら、家の直前でずぶ濡れになる運命だったのね。





しかし、お天気アプリ、最近降り始めの時間の命中率下がってきてる。
雨が降るには降るのだろうが、降り始めの時間幅が広すぎて、行動起こしづらいよ…。