319ページから号泣「死は存在しない」
心理学を勉強していると、「心とは何か」「感情とはなにか」「意識とは何か」など疑問があふれてくる。
学んでも学んでも、奥は、まだまだ、深い。
そして「私とはなにか」や「死ぬということはどういうことか」なども考える。
未だ答えは出ないのだけど、心理学を学ぶ前と今とでは考え方は変わってきている。
簡単に言うと、前は、漠然とした正体不明な不安が私自身を覆っていたように思うが、今はいい意味で吹っ切れている。
この世界は私の脳みそが思ったように投影されているだけなんだって、意識にのぼるようになった。
特にネガティブな気持ちになったときは、自然とそんな風に考えるようになっていて、そのうち「なるようになるし」と気持ちを切り替えるれるようになった。
以前は無理やり忘れ去ろうとしたり、違うことをしてごまかしていたけど。(結局いつまでも脳裏にあるんだわ、意味なかったのよね)
この本を図書館で借りた。
【死は存在しない/最先端量子科学が示す新たな仮説 田坂広志著】
あくまでも仮説、なのだけれど、納得できるような説も多々あり一気に読んでしまった。
終盤に差し掛かった319ページで、淡々と書かれた文章ではあったが、泣いた。
自然と涙が出た。
「欲しいな、この本は手元に置いておきたい」と思った。
物理的な「本」を購入するタイプじゃないので、AppleBooksで購入する。
田坂先生の「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」が真なのであれば、きっと救われるなと思う。
仮説でもいい、想像したらわくわくするし、生きやすい「考え方」を持てる気がする。
ネタバレはしないので、興味があれば本を読んでみてください。