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仕事に情熱があった頃を思い出す

先週の金曜日、仕事終わりで昔の職場の後輩(おつる)と飲みに行った。
1月5日。
娘が帰省しているから私の部屋を半分占領されているので、家にいるより仕事へ行きたかったし、なんなら、あまり家に帰りたくなかったのも理由の一つである。

私は一人で気ままに何年も過ごすのに慣れてしまって、家族と言えど何時間も何日も、同じ空間にいるのは耐えられなくなっている。
要するに、超がつくほどのわがままで協調性がない私になっているのだ。
それに、娘に出ていってほしくて追い出したんだから、逆に帰ってこられると私は落ち着かなくなる。

3年以上前の記事だが、あの頃の心境と今とあまり変化はない。
そして娘は実家に帰ってくると、やはり【ぐうたら娘(27)】である。年だけはしっかり重ねておる。

娘へのボヤキはこれくらいにしておこう。
こういうことが書きたいわけじゃなかったんだった。




以前の職場の人間関係、そして昔の友人関係をきれいさっぱり断捨離した私が、以前の職場で一緒に働いていた後輩(おつる)と、なぜひょんなきっかけで一緒に飲むことになったのか。

その後輩(おつる)は、去年の12月、私が働いている部署の隣の部署に転職してきたのだ。

もう、びっくりよ。
世間は狭いなと思ったわよ。
7年ぶりの再会。
私は昔の人間関係を再構築することもせずに、お付き合いも必要最小限で抑えてひっそり暮らしていたのにね。
こんなところで、昔の私を知る人間に会うとは…。

おつるがようやく仕事に慣れたかな、と思われる1ヵ月経過のタイミングで、食事に誘った、それが先週の金曜日だった。
例のW不倫のタエはどうしてるのかとか、京佳を筆頭に癖の強い同僚や上司たちの行く末を知りたかったので、おつるから聞けるであろう下世話な話に興味津々だったのだw

しかし、おつるも私が退職した3年後には辞めており、奴らの近況は不明なままだった。

でも、おつると話しているうちに、仕事に熱く燃えている頃の自分を思い出した。
私が根拠の無い自信て満ち溢れていた頃。
やればやるだけ数字もついてきた頃。

やりがいを感じていたし、キラキラしていたなぁと思う。
おつるも同じ気持ちだったようだ。

「キツかったけど、楽しかったですよね。あの環境で仕事ができていたので、今思えば、いろんなこと経験させてもらったこと、感謝してますよ。あの会社には。」
と、おつるが言う。

時代もよかった。
ちょうどいいタイミングで通信技術が向上し、営業がしやすかった。
(以前は、通信会社の営業だった)

おつるといろんなことを話した。
時間を忘れて気が付けば日付が変わろうとしていた。
やはり、一緒にキツいノルマにも屈せず営業成績を上げて切磋琢磨してきた仲間だったからこそ、話すことはやはり前向きな話が多かった。
そして、私も、以前の職場に対して感謝のような気持ちが芽生えてきたように感じた。

久しぶりに刺激をもらった。

今の職場は死んだ目をした魚のような人間ばかりなので、こういう話はまず、しないし。



こういう人間関係は大事にしようと思う。
自分のモチベーションが上がるようなやつね。
貴重。

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