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掛け流しの温泉はエネルギーもデトックスできる。

先日の3月末に恵那に行ってきた。

私のビジネスパートナーが恵那に住んでいるからそれなりによく行くのだけれど、今回は私がおねだりをした結果である。

温泉に行きたい…!

そう、温泉である。
忙しさにかまけて、しばらく大好きな温泉巡りができていなかった。

なので、「今度打ち合わせの時は、温泉に連れてってください」とお願いしておいたのである。

そうしたら、なんと花見までセットで連れてってくれた。ありがたい。

10:30恵那駅に到着し、恵那峡へ。

Yを作るためには
頭を傾けたらいいんだろうかと悩む私の図


平日ながら観光バスも入ってなかなかの人手だった。(駐車場に入るまでちょっと並んだ)


まさに満開。
地面にはもう花びらが落ちている。
今週末が盛りだろうか。

ソメイヨシノだけではなく、山桜や枝垂れ桜もよく咲いていた。

今年は全部の花が一斉に咲いている。
そんな印象である。

さて。
しばらく恵那の桜(とハナモモ)を巡り、いざ温泉へ!

温泉は恵那の市街地から少し車で移動した付知町にあるのだ。

付知といえば付知峡だけど、さすがにそんな山奥までは行かない。その手前の市街地にある「おんぽいの湯」へお邪魔した。

アルカリ性単純泉
加温のみの、源泉掛け流し温泉だ。



浴室に入ると、「温泉の匂い」がする。
アルカリ泉なので、お肌はツルツルするし温まる。

なにより、身体の芯にある疲れや要らないものがごっそり出ていく感じがする。

これは、源泉掛け流しの温泉特有だと思う。

変な話だけど、ライターの他に見えないものまで扱うお仕事をさせていただいている。
だから、時によっては人様の念やらいろんなものを背負う時がある。背負うというか、勝手についてくるんだけど。

そういうのを掛け流しの温泉はごっそり抜いてくれるのだ。

日頃の疲れを癒すくらいなら、家からそれなりに近い長久手の「ござらっせ」がいい。

こちらはサウナと岩盤浴が充実しているから、温泉を目的にするというよりは「ととのう」ために行く感じ。

遠赤外線のサウナのおかげで体がほぐれるので、ガチガチのパソコン仕事や趣味の農作業後にピッタリでありがたい。

とはいえ、残念ながら温泉に入った時特有の体の「抜けたー!」という変化はあんまりない。

というか、最近人気なお陰で人が多いんだよね。
循環で人が多いと、汚れはコシ取っていてもエネルギーまではなかなかなのである。

だから、たまにどうしても今日は掛け流し温泉がいいの!という時がある。

そういう時は、三重県まで行くのが良い。

長島温泉はナガシマスパーランド併設の湯あみの島もいいけれど、もうちょっとこじんまりしてる方が好みなので、行くならば「なばなの里」の里の湯がちょうどいいサイズ感だ。

どちらにせよ湧出量がすごいので、圧巻。
どどっと水のカタマリ感がすごい。


とはいえパークに入るのにお金がかかるから、もうちょっと温泉だけ行く時には、菰野町のアクアイグニスに行く。



ほぼ湯の山温泉。
(いちおう、片岡温泉という名前で営業なさっている)

おしゃれだがこじんまり、というか、いい感じのサイズ感。

露天と内風呂の境が曖昧なおかげか、日本庭園のなかでも石庭のような静けさを感じるので、たぶんそういうのも好みなんだと思う。

更衣室のロッカーに「成分が強いので、5分以上は入らないほうがいい」という注意書きがしっかりされていて、なかなか楽しい。

露天と内湯を出たり入ったりするのもよいし、ある程度入ったら一度着替えて、休憩所でゴロゴロしたり、コーヒー飲んだり読書してから、もう一度温泉に浸かる。

そんなかんじで、静けさをひとりでじんわり楽しめるのでここは大好きだったりする。

ちなみに宿泊施設もある。
気になる方はぜひ。


そんなわけで、温泉のおかげで1ヶ月ほど悩んでいた腰の冷えと尾骶骨あたりのゴリゴリした塊がだいぶよくなった。

そして肩をガチガチに固めてなんとかバランスをとってた首の調子は悪くなった。

こちらは柔らかくなったおかげで痛みを自覚したんだと思う。


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