自分でやる、ということ

いいね!やってみよう!っていうのはとても嬉しく楽しいことですが、実際手を付けてみるといろんな不都合が出て来たり、難しいことがでてきます。
こうなったらいいなって思うのはとても大事なことで素敵なことですが、それを本当に実現するのは誰なのか?
ここもとても大事なポイントだと思うのです。

体験と経験は違うって書きましたが、ふたつの違いはここにあるんじゃないかな。
面倒事や困難さを目にしたときに「続ける」を選択するか、「やめる」を選択するか。
それはどっちでもいいと思うのです。
重要なのはそれを決めたのが「自分」かそうでないか。

難しいことを続けるのもストレスだけど、やめると決めるのもストレスのかかることです。
やめた自分を受け入れること、できなかった自分を認めて、諦めること。
それも大事な経験です。

続けるのも偉いし、やめると決めるのも偉いこと。
そして、そんな中で最後までやりきるってすごいことで、一つ一つの選択を自分でした上での完走だから、身になっていく。

「責任を子どもに返す」とプレーパークでは言いますが、それは責任を取れということではありません。
自分でやったという実感を得るために、自分でしっかり感じる事、自分で決めること、決められる環境を整えること。

この夏も子どもたちの側で一緒にいろんな気持ちを感じられたなと、ちょっと切ないキュッとなる気持ちで夏休み最終日を迎えています。

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