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旅は第二段階がめんどくさい(旅)

旅が好きです。
まあ嫌いな人は多くはないと思うけど...国内外問わず旅は好きだけれど、ひとりで気ままに、安全だけど行くにはちょっとハードルの高い国(特にヨーロッパ)をうろうろするのが好きだ。2018年はロシア・エストニアを訪問。ちなみにカバー写真はキジー島という、ロシアの外れにある島の教会だ。

めんどくさがりの割に、私は旅の下調べや交通・宿泊手段の手配は入念に行う。心配性なのではない。入念に手配する理由の一つは、旅の準備そのもので現実逃避できるから。二つ目は、「とりっぱぐれ」をなくしたいからだ。せっかく海外まで行ったのに、戻ってきてから「こんな面白そうなところがあったのか!」と後悔したくない。できる限り効率的に回って、楽しむ時間を増やしたい。だからガイドブックや旅行サイトだけでなく、口コミサイトまでくまなく調べて情報を集める。

例えば下の写真は、チェコでプラハから1時間ほど離れたピルスナーウルケル(日本の大手ビールが作る、ピルスナーというスタイルの大元メーカー)の工場に行く際に、駅で渡したメモだ。駅の窓口では英語が通じにくいため、チェコ語で希望する内容を書いた方が良いと、親切に書き方を伝授してくれた口コミを元に書いたものである。おかげでスムーズに切符を購入できてありがたかった。窓口のおばちゃん英語ペラペラだったけど。

しかし。

こういった入念な準備を全て済ませ、あとは直前の荷造りさえすれば...という出発2週間前くらいの第二段階に落とし穴が待っている。準備のしすぎで旅行自体がめんどくさくなってしまうのだ。実際、寒そうだし行くのをやめてしまった国もある。なんたる無駄!今の経済状況では絶対に有り得ないが(航空券のキャンセル料がもったいない)、どうしても行く気がなくなってしまったのだからしょうがない。若さと金は横暴だ。

幸いなことに、私は女の割には荷物が少なくシンプルな方なので、荷造りのあたりになるとまたモチベーションが高まってくる。これが第三段階だ。結局のところ旅に出て後悔することはないんだから、第二段階さえやりすごす技が見つかれば、この先の「旅生」もおおいに楽しめるはずなんだけれど。何かいい方法はないかなあ。

プラハはどこを切り取っても絵になる街だった

ペナンで見た朝焼けの虹は忘れられない

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