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読書を、はじめたきっかけ

小学生の頃、学校の近くに図書館がありました。
体育館や、公民館が一緒になった建物の6階だったかな?階段を、一生懸命昇った先。

いつも同じ本ばかり、読んでたように思います。
その建物の中には、冷水機があったのも手伝って「かくれんぼ」をして遊び、子どもが帰るように促される町内放送を無視して、遊び続け「子どもが帰ってこない」と親たちに、心配をかけた事もありました。

夏休みの宿題、学校での発表会、生徒で作る新聞などの調べ物をするために、よく利用したものです。

校区内の中学へは行かず、2駅先の中学へ。
すっかり図書館への足は、遠のきました。

中高、大学と本に触れることは、ありませんでした。
中高の宿題で、本を何冊読めるか?沢山読めば表彰されることがあったけど、適当に済ませて、読書感想文を書く宿題は「あとがき」だけを読んで、書いていたことを思い出します。
とにかく、読書感想文だの、作文だの好きではなく「作文がキライ」というタイトルの作文を書いて出したことがあるくらい…
大学の図書館には、一年生のオリエンテーション以来、足を踏み入れていません… 今思えば、勿体ないですね。

社会人になったある日、好きな俳優さんが、映画の舞台挨拶に来高するということで、行ってみました。
その映画が「宮澤賢治」の生涯を描いた内容、すっかり賢治にハマった私は、そこから、作品を、片っ端から読み始めます。
挙句の果て、盛岡、花巻へ、一人旅。賢治ゆかりの地を巡ってきました。
当時、飛行機が苦手だったため、JRで、12時間かけた旅は、今でも良い思い出です。

子どもが生まれて、1ヶ月の頃〜小学生になるまで、毎晩、寝る前に絵本を読みました。
子どもよりも、読んでいる私が、先に眠ってしまいそうになり、子どもの顔面に本を何回落としたやら…そんなことも、影響するのか?小学生時代に通ってた塾の模擬試験では、毎回、国語の点が、ずば抜けて良かったです。
(今は、それほどにも…)

再び読書から離れていた、ある日の朝。
「サワコの朝」という番組をみていると、僧侶の方がゲストでした。
その方のお話、振舞いに、いちいち感動してしまい、すぐに調べました。
大峯千日回峰行を達成された「塩沼亮潤大阿闍梨」
随分昔に「四無行」(食べる、飲む、寝る、横になることを禁じて、9日間、真言を唱え続ける行)の番組をみたことがあったのですが、年齢的にあわないので、その番組は、別の方だったようです。
『この方の、本が読んでみたい』
そう思い、本屋さんへ行くも、置いていない…
探して歩くのも、時間と労力を使うし、ネットで頼んでしまえ!!と注文。

ネットで買える気軽さと、本を読んで、自分とは違う価値観、人生観を知ることは、物事を多面的に捉えるという点で、とても重要だと思いました。
『読書』というと、私は、小説を連想してしまってましたが、エッセイでも、攻略本、漫画であっても、読書なんです。
エッセイは、リアルな誰かの声で、短時間に読むことができ、気軽に始めるのに、最適です。
本を読む習慣がついたので、毎日30分でも、読むようになりました。
出掛ける時は、本を、持ち歩きます。

ネットで、本を買う私が、私設図書館を創ろうと準備を始めました。
その様子も、次から、書いていきますので、良かったら読みにきて下さい。

2022年春、私設図書館「つむぎ」オープンに向けて準備中です。幅広い年代の方、地域の皆様の交流の場になれたらと思い、図書室に、カフェ、良心市を併設した施設をつくるのが目標です。病気や障害も隔てなく、支えあっていけるようでありたいです。よろしければ、サポートお願い致します。