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どついたるねん。

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きっと仕事のためにはならないでしょうが、暇つぶしにはなるかと思います。そんな、エッセイです。(2019/10/1〜2021/5/23)
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#読書

自己啓発書でも読んだほうがいいのか?

私のいる会社では、半期に一度、自己評価と振り返りという名目で上司との面談(1 on 1)がある。 以前の面談の際、当時の上司から「今後、どんな風になりたい? 来年とか、自分がどんなビジネスをやっていたいか、想像してみて」と言われた。 正直、「好きな人の好きな人になりたい」以外は思い浮かばなかったが、そういう答えが期待されていないことは流石に分かっているので、「ちょっと思いつかないです、すみません」と返した。 上記のエピソードが雄弁に物語っているように、私にはあまりビジネ

私だって山下美月と日本文学の話したい。また最近の私の調子について

テレビ朝日系で土曜日の午後9時55分から放映されている「あざとくて何が悪いの?」というバラエティ番組がある。 私は、この番組をたびたび見ている。 BGMとしてかかる音楽が好みなのと、ゲストや出演者――特に、同局「激レアさんを連れてきた」にも出演している弘中綾香――が好みだからだ。 このあいだの土曜日の放送から、番組内で「連ドラ」が始まった。 いわゆる、出演者たちがモニターで見るVTRの連続ものバージョンだ。 曰く、「あざとい」女子は幸せになれるのか。 乃木坂46の

飲み会での趣味の話どうすべきか問題

私は趣味が多いほうではない。 普段はその少ない趣味で充足できていると思っているから、そのことを不便だとか不満だとか感じることはない。 しかし、飲み会の場となると、途端にそうも言っていられなくなる。 知り合って日が浅い人もいる飲み会だと、「趣味は?」という質問をされるときがある。 そのとき答えられる趣味がなくていつも困るのだ。 少ないことはもとより、数少ない趣味のひとつである「読書」を迂闊に挙げてしまうと、「なに読むの?」と訊かれることを経験的に学んでいるからだ。