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店舗革命

私は常日頃思ってるアパレルの現場に対する葛藤があります。
今回は主観的な話しかしないので興味のある方がいる事を願います。

これを読んでくださっている関係者の方はぜひ検討して欲しいです。
もちろんご縁あってお会いする事ができるならいつでも時間作ります。

スタッフの働き方革命
1、スマホを使う!
2、SNS、自社のインフルエンサーとして働く
3、店舗は販路

私は実店舗を持つブランドは全員『スマホ』
常に使うべきだと思っている。
今店舗で抱えるほとんどの業務が経費をかけずに社員が既に持っている一番便利なツールである「スマホ」を駆使することで生産性が上がる。
これだけで現場では集客に関して予想以上の成果が出る事が期待できる。
社員の能力を最大限に活かせる唯一の方法だと思っている。
何名かの老人に店頭でスマホを使うことを指摘されることを気にするのか?

日本は歴史的に儒教の影響があり伝統や上下関係を重んじる。
資本主義においては生産性が最も大事だ。
もしかしたら300万円もかけてユーチューバーを使わずとも
月20万の現場の販売員で集客できるかもしれない。
現場が大事と口を揃えるが本社は販売員の可能性を信用しているそぶりすら見せていないと思う。
百貨店が古いとかアウトレットがどうとかではない。
どこもプロモーションで人を集めようとするから失敗する。
そんな事ほとんどのお客は興味ない。
未だに営業中はスマホ厳禁なんて仕事するなと言ってるのとたいして変わらない。

2、SNS、自社のインフルエンサーとして働く
販売員が店舗でしか販売しないのはおかしい。
ECへの誘導でも良いわけだ。
特に現状”コロナウイルス”により店舗への集客は厳しい。
インフルエンサーがやってる事を販売員がしない理由がどこにあるのだろうか?
販売員がインフルエンサーとしての活動をすれば店に集客できなかろうがオンラインで販売すれば良い。
これからの時代販売員は利益を生む事ができればノマドでも十分だ。

最近では個人売りと言う考え方がなくなってきたが、私は反対だ。
今は個の時代である。
インスタグラマーやユーチューバーの活動を見て欲しい。
利益率ベースでしっかり還元すれば彼らも会社に貢献するだろう。
店舗は本当に人材不足なのか?
私が見てる限り忙しそうな店舗なんてほんの一握りでほとんどのスタッフは暇を持て余している。
それは彼らの目的が接客だからだ。
お客が来ないから暇ならお客を連れて来る仕事を与えれば良い。
インフルエンサーとして機能する様になったら買い付けや企画にも活かせる。
店舗に拘ると今の時代では機能しない。
一番時代に敏感な若者をなぜ一番古いやり方にはめるのか?
若く承認欲求が強くパワーがあるファッショニスタはインンフルエンサーとして活動するべきだ。

3、店舗の未来

まず、店舗の認識を変える必要がある。
店舗はあくまで販路の一つである。
ECモール

自社EC

店舗
この中から販売員は販路を選択しインフルエンスすれば良い。

・実店舗でブランドイメージや実際に試着したいお客なら店舗
・商品が全て見れて、店舗に行く時間がないお客なら自社EC
・モール系でお得に買いたいお客ならECモール

販売員は販路と顧客をつなげる役目を担う。

これからの時代はインフルエンサーとして活躍するための教育が必要である。
個人経営者として働ける環境を各企業が本気で整えるべきで
もう接客の基礎なんてマニュアルは機能しない。
仮に必要でもYouTubeでいくらでも学べる。
各企業、ブランドの事はYouTubeを撮ってシェア。
これから必要なのは販売員(インフルエンサー)をマネジメントする人。
それぞれの活動計画や売上を管理し適切な場所で活動できる様にする。
各インフルエンサーがランウェイからお客の意見を元にバイイングすればバイヤーはいらない。

必要とあれば商品企画をする事もできるであろう。
店舗はライブ配信会場やオンラインサロン的な役割も担える。

こんな事を販売員は求めていると思っている。

企業としても社員として雇う必要もなくなる。
販売員をロボットにするなんてつまらない事はせずに
彼らの将来のために販売員のあり方を考えるべきではないかと思っている。

別の記事で「販売員を卒業する方法」に触れたが本望は現場のあり方を変える事である。
これはサービス業界全体に言える話かもしれない。
販売員という言葉がなくなる日が来る事を願っている。


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