【ブラック・ウィドウ】カメラワーク最高&最高

・実は期待して無かったんですよ、アベンジャーズ初期からの功労者だけど未だに単独映画がなかったこのブラックウィドウの事を。

・しかも最新軸では既に死んでいると来たもんだ！そういったキャラのオリジンと過去を今描く意味があるのかな？なんて思ってました。

・そう、この映画を観るまでは…

・結論、マジで最高でしたよ…。個人的な評価としてエンドゲームとかってあんまり好きじゃ無かったんですよね、インフィニティウォーの方は滅茶苦茶好きだったんですけど。そういう中で久しぶりに痺れるMCU映画に出会えたなぁと感動しました。

・擬似家族の絆を描くストーリーと何よりカメラワークが異常なぐらい良いんですよ！本作！アクションシーンもドラマパートもカメラワークがもう何より良い！！！　

・1人の男による悪行で偶発的に集わされた運命の擬似家族。4人の人生は最初からケージの中のネズミだったのかも知れない、でも偽りの日々には確かな真実と感傷があった。呪われた過去と因縁を断ち切る為に再び共闘する…。

・うーん、最高ですね。これを経てシビルウォーに繋がってるのがまた憎めないと来たんもんだ。

・でも一つ残念なのはタスクマスターの存在です。アメコミは同じキャラであってもユニバースシステムで世界別により設定が大きく変わる所が魅力の一つです。それを理解して踏まえたつもりなのですが個人的には今作のタスクマスターは微妙だったとしか言えません。

・自分が知っているタスクマスターは白い骸骨系デザインでデッドプールとああだこうだ揉めているイメージだったので本作の設定の違いっぷりには些か残念残念。

・作中の設定としてのタスクマスターは物語の重要人物として大きく機能してるし良いとは思うのですが、今後従来のタスクマスターが実写で観れないのかと思うとうーむって感じです。

・でもソ連のキャプテンアメリカであるレッドガーディアン、彼はもう滅茶苦茶に最高でした。憎めないキャラクター性と歪な擬似家族を構成する上で必要不可欠の存在として間違いなく異彩を放っていましたよ。

・まあ何というか自分の心配が完全なる杞憂に終わる素晴らしい作品でした。

・しかし流石に次の映画が公開されるまでにはドラマシリーズ消化しておくか……………

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終