【スクリーム(2022)】「亡きウェス・クレイヴンに捧げられた最高のラブレター」

・日本では何故かビデオスルーとなってしまったスクリーム最新作(第5作目)を鑑賞。ネタバレ厳禁のシリーズですので短い感想で。

・本当に素晴らしい最高傑作。何で日本はこれを劇場で公開してくれ無かったんだよと叫びたい気持ち。巨匠ウェス・クレイヴンが監督を務めたオリジナルシリーズは、自分の中でもトップクラスに大好きなホラー映画だ。というかホラー映画好きは皆んなスクリーム好きでしょ？と問いたい。

・個人的に悪くなかったと思っているスクリーム4から11年越しの新作。この長い時間の中で残念ながらウェス・クレイヴンもこの世を去ってしまった。そんな中での新作は死ぬほどハードルが高い物であっただろうが、本作の製作陣は最高に狂ったオタク達だった。オリジナル版に敬意を払いながらも新しく生命のこもった新作を生み出す気概に満ち満ちていた。亡きウェスに捧ぐこれ以上無い続編を撮ってしまったのだから凄い。

・あまりにも素晴らしかったので鑑賞後すぐに特典映像を確認したのだが、製作陣の熱の入ったインタビュー映像を見て本作の完成度に改めて納得が行った次第である。

・もう続編の制作が決まっているらしいが、この作品を超える事が出来るのか？という不安とこの制作陣ならやってくれる！という期待の両方が胸を渦巻く。いやー楽しみ、次こそは劇場公開を…と望みたいがそこは期待しないでおこう。

・何というか、やはりホラー映画は最高という言葉の他出て来ない…。