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コロナで感じた今後の不安

 コロナウイルスの大流行により発令された緊急事態宣言
 これまでとは全く異なる生活が必然となり、1年前では到底考えもしなかったような自粛生活が世間の最も一般的な生活スタイルになってしまいました。また、高校の部活動の全国大会の中止も発表され、社会や大多数の人々にとってはもちろん、ドラフトに呼ばれるような高校球児に代表される人々にとっては人生を左右してしまうほどの大変な深刻な事態であると感じます。

 さてここからは、現在とある大学院の修士2年の私の置かれている状況と感じっている不安について書き記したいと思います。

1. 軽い自己紹介

 まずはじめに軽い自己紹介から。私は某大学院に属する修士2年の大学院生です。専攻についてはここでは控えますがざっくり言うと理系です。博士過程に進学予定はないので、ちょうどこの春にかけて就職活動真っ盛りの学生です。この話もまた機会があればしようと思います。

2. 現在(4/27)の状況

 私の所属する大学院のある地域は4/7からの緊急事態宣言の対象地区であり、ほぼ毎日朝から晩まで通っていた研究室への登校も禁止になっています。ブラックで有名な研究室でさえほとんど自粛と聞いて驚きです。正直もう既にこの一年の休みをほとんど消化してしまっているので、これが終わると奴隷のように研究するのかと震える日々です。

3. 今、大学院生って何してるの?

 ここからは自粛生活をどのように過ごしているのかについて書いていこうと思います。
 まず前置きとして、世の中には2種類の大学院生がいます。それは単位が足りていない大学院生ともう既に取り終えた大学院生です。

 足りていない人はもちろん単位を取ります。ただ例年と違うところは、学校に行けません。そのためオンラインで講義を行っています。これまでほとんどなかった取り組みで、一度環境さえ整えば今後は普及するのではないかと思います。

 一方取り終えた人はと言うと、もう研究あるのみです。良い修士論文を書きましょう。となっているはずなのですが、この異常事態です。みんながみんなそう言うわけにはいきません。
 特に細胞を培養したりするような "The 実験" というような研究の場合は研究を進めることが出来ず大変なようです。

 私自身も論文読んだり、発表で使うようなスライドくらいは作ろうと思うもののなかなか自宅では進捗が産めず悪戦苦闘しています。。。

4. 今後の不安

 最後にこの期間で感じた今後の不安について記して終わろうと思います。

①卒業(修了)出来るのか

 1つ目は卒業出来るのかです。これは当たり前のことで、大学や大学院での学位というものは一種の資格のようなものです。それをこの短縮された期間で残した結果に与えることが出来るのかは1つのハードルになるように感じます。また、登校可能になる日も分からないのに本当に例年通りの日程で卒業出来るのかは不安で仕方ありません。風の噂では時期をずらそうみたいな話も有るとか無いとか。。(秋入学?)
 まあ、これに関しては学校側も学費をこれまでと同様に納めさせているのだから大丈夫と信じたいです。

②就職出来るのか

 2つめは就職出来るのかです。これには、2点ほどハードルが有ると思っています。
 1点目は、企業の経営による点です。今回のコロナウイルスによる経済への影響も大きく、今年度入社における内定取り消しも問題となっていました。これと同様のことが来年度に起きないとも言い切れないと考えます。特に21卒の採用についてはコロナウイルス流行以前の採用計画で行っている企業も少なく無いと考えると恐ろしい話です。(来年度以降の就活については考えるのも恐ろしいです。)
 2点目は、卒業時期に関する点です。企業と学生間の採用において文面上は、3月末での卒業を条件としている企業も少なくないのではないかと思います。この場合、もしもこの自粛期間の影響で卒業が延期となれば、この誓約を盾に採用見送りにする可能性も無いとは言い切れないと思います。(そんな企業は無いと信じたいですが。。。) また、もし入社出来たとしても入社時期が遅れたなら、その分だけ生涯賃金が減ってしまうことが予想出来ます。このとき減ってしまうのは、1年目の賃金であればまだ良いですが、最終年度の賃金が減ってしまうと悲しい限りです。

 不安をダラダラ書いたものの、いずれも正直なところ悩んでも仕方がないと思います。結局の所は、

1人1人がやれることをやる

ことが大切なんだと思います。もちろん、息抜きもしっかりとして。
 コロナウイルスが早く終息して、再び始まる社会がこれまでより自由度の高いより良い社会になることを祈るばかりです。

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