日記211231（胎動）

明け方、藍が寝ぼけてお腹に乗ってきた。まだそこまでお腹が出ているわけではないし大丈夫だろうと思い、私も眠いのでお腹に藍を乗せっぱなしにしていたら、右下の下腹部で5秒おきくらいに小さな衝撃を感じた。

これは初めて感じる夏来の胎動だと思った。「お兄ちゃん重いからちょっと退いて」と言わんばかりに、下腹部から一定のリズムでお腹を蹴るか叩くか、とにかく主張していたのだ。4回目の夏来の必死な主張があったところで、慌ててウトウトしている藍をお腹から降ろしたのだった。

大晦日。夫は1年の疲れを癒すべく、車で30分程の温泉に出掛けて行った。どうやら入浴料の割にサービスや施設があまり良くなかったらしく、リフレッシュのつもりが少し落ち込んで帰って来た。

夕食はうどん。私がつわりの影響で蕎麦が食べられなくなってしまった。炒め揚げにした野菜をたくさん入れたもの。今回はナス、ネギ、スナップエンドウにした。引っ越し前の家で、よくUber Eatsで頼んでいたうどんを再現したメニュー。もちろん本来の味とは程遠いけれど、食欲の落ちた胃には食べやすくありがたかった。ゆっくりと食べる。そして、またこの海辺の地で1年を過ごす事になる。