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03.暴風雨とキャンドル

今日は仕事の話を少し。

私はめちゃくちゃ怠惰で、びっくりするくらい継続することが苦手だ。
試験勉強もマジで前日に一気にやるとか、そんな学生だった。
でも順位はクラスの真ん中くらい、得意な教科は学年の上位に入っちゃったりするくらい、なんでかはわからないが、そんな感じだった。

が、故に私はギリギリまで何もしない人間になっていた。
大学入試も就職も、めちゃくちゃ努力したというより、なんとなく気づいたら決まっていたという感覚に近い。(多分忘れているだけで、その瞬間は頑張っていたと思うが)
まぁでも印象に残らないほどの経験だった。

社会人になってもう2度転職をした。
新卒で入社した会社では、営業職で結構いい成績を残していた。周りからも期待されていたし、新卒にしてはかなり給与も良かった。
でもやめた。それも一年で。

そして、2社目に入り、天国と地獄を見る。
楽しいと思える仕事内容と環境だった。
最初こそ辛かったが、マネジメントまで経験して充実をしていた。しかも、この時期は明確に努力したと自分でも思う。頑張った。これが天国。

成功を残せたこともあり、異動希望がそのまま通りやりたかったマーケティングの職についた。
が、これが地獄だった。

激務に次ぐ激務。
鬼のパワハラ。(もはやいじめのようだったと後に同僚たちから言われる)
体を壊した。そしてその会社にいるのが嫌になり退職。逃げるようにやめた。

そして、逃げるようにやめたのに、数週間で次の日働き先が決まった。
本当に運がいいんだと思った。
新しい会社に入ってから、それはそれは楽しかった。新しい学びがあって、人が良くて、労働環境もホワイト。これはいいぞ!と思っていたがら漠然と長くはいないんだろうなという気持ちが湧いた。

そして今月「うん。やめよう」と思った。

散歩中に見つけた紫陽花

環境に慣れるのは早い方だし、
「頑張ってるね」と言われやすいし
それなりの成果は出せる
のだが続けられない。

私はもうダメなんじゃないか。。と思った。 続けられないことにすごく劣等感を感じていた。

ただ、面白いことに家族や友人たちに相談すると皆「いいんじゃない?やりなよ」と言ってくれる。「どうせあんたはやるでしょ笑」と言われた。なんでそんなこと言ってくれるんだろうか。

色々思い返してみたら継続して頑張ったと思える経験があった。

学生の頃、居酒屋でアルバイトしていたのだが、日々の営業だけでなく、顧客データの分析・商品開発・マネジメントの勉強などお金に直接ならないことも寝食を惜しんでやっていた。
誰かに頼まれたわけではない。
しかもめっちゃくちゃ楽しかった。

自覚していなかったが、私は責任感があることに気づいた。
さらに好きなことなら、私は無意識に頑張れていたのかもしれないとふと思った。

なので、私は好きなことで生きる道を歩んでみようと思います。

「人生そんな甘くねぇーよ!」とか
「みんなやりたくないことやってんだよ!)という先人たちの教えもよくわかります。

私は平成しがみつき女(ガラケーとウォークマンを愛しているし、カラオケでは平成ソングばっか歌う)だが、ここは敢えて言わせてもらおう!

「今、令和だから。それも6年目ね。」


ちなみに補足すると、私は、暴風雨の中窓開けてキャンドル焚いてるような人間です。
解釈はお任せします。笑



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