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鮮やかであれ

フィルムライクなカラーや、ハイキーの色彩の柔らかい写真が昨今では好まれるのだろうか?そういう写真が増えた気がするし、旅本などでも、おしゃれさを重視した写真が増えたと感じる。

フィルム写真のノスタルジックさはとても素敵だと思うけど、撮りたいかどうかと言われると、実はあまり興味がない。

どぎつい高彩度の写真も好きではないけど、目の前にある景色は色彩に溢れているのだ。それをあえて色彩のトーンを落として表現することを、自分の中で良しとしないと思ってることに気づいた。

好みは人それぞれだから、どんな写真もあっていい。

花が好きだから、花の持つ色彩を存分に表現したいと思うし、緑はみずみずしい緑が好き。

ただし、鮮やかさを求める余り、過度なレタッチをしすぎないようには気をつけなければいけないなと感じている。たまに線引きがわからなくなる時はある。

自然の作り出す色彩美をそのまま切り取りたい。

だから私はきっとこれからも鮮やかな写真を撮るし、そういう写真が好きだ。

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