10代半ばの頃に惹かれたドラマから、自分のコアを覗く
ユコーンさん達と一緒に行った「ドラマの名言でメモ魔会」!
先日のnoteでユコーンさんが書いてくださっていたように、好きなドラマから印象的なセリフをファクトにまとめ、メモしてみるというもの。
企画したときにはワクワク何の作品にしようかな~と思っていたのですが、いざ書き出そうと思うと自分の多感な時期を思い出すメモになりました。
書いたメモはこちらです。
今回挙げた作品は2つ。
『さとうきび畑の唄』と『オレンジデイズ』。
2003年、2004年に放送されたスペシャルドラマと連続ドラマです。
もう15年以上前の作品で、私は当時中学生でした。
ここ最近のドラマ作品でも、抽象化や転用の部分にも一部書いたように好きなものはたくさんあったのですが…
いざメモしたい、と思ったらこの時期のものばかり頭に浮かびました。
1000問ノックをやっていた時もそうだったのですが、自分にとって中学時代というのはかなり重要な部分です。
一番しんどかったことも多かった反面、多くの学びや今に繋がる価値観や考え方を形成した時期でした。
そんな時期に観た作品だからこそ、印象深かったり特に真剣に見た作品が多いのかも…というのは大きな気づきでした。
そして、今回挙げたセリフのなかでも心に残っているのは、さとうきび畑の唄の中で父、幸一さん演じる明石家さんまさんのセリフ。
「人が笑うと、優しくなるんです。幸せな気持ちになるんですよ」
沖縄の地上戦時中でも普段と変わらず明るく話す父に「お父さんはどうしてこんな時もふざけたりするんですか?」と息子に問われての答えです。
冒頭から最後まで、お父さんの「笑顔」は作品中の重要なキーワードで在り続けます。
極限状態の中でも周囲の人を笑わせ、励まし、信念を貫き通す姿勢が当時の自分に深く刺さりました。
私のこれまでのメモにも、至るところに「笑顔」という言葉が出てきます。
自覚したのはメモをたくさん書いてみてからでした。
中学時代は笑うことも少ない時期が続いていましたが、このさんまさん扮する幸一さんの存在はとても大きかったんだな…と感じました。
今回ファクトに挙げたセリフはそれぞれに、先に「人」がいて、思いやり溢れた言葉です。
最近の自分は少し焦っていたり、視野が狭くなっていたかも。改めて感謝の気持ちや、言葉を伝えることに真摯になりたい。
そう思うメモになりました!
今回のメモを通して、今の自分を形成した時代と少し向き合えた気がします。
もしみなさんも、これまでの自己分析のメモを通じて「この時期は自分にとって大切だったんだな…」なんて風に思っていたらいたら、その時期の作品をメモしてみると自分のコアを覗き見できるかもしれません。
よければメモのお題のひとつとして、試していただけたら幸いです!