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抽象化を作詞に活かしてみよう

こんばんは、ユコーンです。

やってみたいなと思いながら、「自分には向いていない」と思っていたことへの気持ちに最近少し変化が生まれました。

wishリストにも書いていた「歌詞を書いてみたい」という夢です。


きっかけは先日「メモ魔フェス」に参加したことでした。

メモ魔フェス…前田裕二さんのオンラインサロン「メモ魔塾」内に存在する部活がそれぞれの活動報告や特色を活かしたプログラムを披露するという内容

その中で、動画クリエイト部(動画制作に特化した部活)でも、作詞作曲部(自分の部活です。笑)でも共通して言っていたのが「制作する時に役に立つのがメモ」という言葉。

「まずは表現したいものがあって、それをどう抽象化するか?また、具体に戻すか?という思考をする際にメモが役に立つ」と。


私にとっては目から鱗でした…!

散々メモ魔術を使っていながら、自分で「動画つくるぞ」「作詞してみるぞ」と始めようとする時には抽象化という発想に辿りついていませんでした。

頭から作っていき、説明的になってしまって情報量が多くなり、「なんか違う」となる。そして「自分には向いてない」と結論づけてしまう。

日常生活ではファクトをファクトのままで言語化してしまう(視点のレベルが同じまま、似たような言葉で言い換えてしまう)癖が根強いので、今までにありすぎるぐらいあったパターンです。


メモ魔フェスの中で、作詞作曲部は「メモ魔音頭」という曲(すでにメロディーはできている)に歌詞をつけよう!という参加型の形でスタート。

作曲を担当してくれたメンバーに対してコメント欄で思いついたフレーズをどんどん投げてみるというコンセプトでした。

土台が提示されていたので、ひたすら「祭りを抽象化しよう!」「祭りで感じる気持ちを言語化しよう!」ということで頭がいっぱい。スラスラと言葉が出てきてとっても楽しかったです。

「お祭りに向かう時のソワソワ感」とか、「終わって欲しくない切なさってどんな感じかな」とか。

単語で「わたあめ」「花火」「浴衣」「笑顔」とかもありだな、とか。

そのイメージを持って、短いフレーズで言語化する。

みんなで言葉を出し合うことによってイメージが浮かびやすかったことも大きいです。

結果として、宣言した1時間以内にみんなで歌詞を作り上げて曲は完成されました。

あっという間で、なんとも言えない達成感と充実感!


伝えたい内容を説明するのではなく、イメージを膨らませる中で抽象化できたら楽しみながら言葉が出てくるということに驚きました。

せっかくメモの魔力に触れて培った抽象化の力なので、こうやって好きな音楽に還元できたら楽しいし幸せだなぁという大きな気づきです。

作詞に限らず、制作をする場面に立った時に「抽象化すると?」を自分に問う癖をつけたら新たな突破口を見出せそうです。


まずはテーマを決めて、情景や心情を抽象化してみる遊びをやってみようと思います!

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