スピ女ライターの旅行記はお楽しみ満載。- Elizabeth Gilbert "Eat, Pray, Love"
私はこの作品をかなり楽しみまくっている。
ライターのメモワールであること、語学学習の楽しみ、歴史の楽しみ、食べ物の描写、シャレ、そして神さまへの道、と私が愛するものがたっぷり詰まっている。
最初に知ったのはEJだったか、とにかく英語学習媒体だったと思う。
英語圏の人にファンが多く、大量に出ている紀行文の中でも特別売れているのにはわけがあるだろうと興味をもった。
しかし、結局初めて作品にふれたのは映画。
ご存知のとおりしょうもなかった。
原作にあるjoyは一切描かれていなかったと思う。
ガレージセールで50セントでペーパーバックを手に入れたものの、図書館の和書コーナーで和訳版文庫を見つけ、読むまいと思っていた翻訳を先に読んでしまう。
それが2012年のはじめ。おおいに感激した。
次に買ったのはつぶれたBordersの閉店セールで見つけたオーディオCD。
ナレーションがリズとのことで、迷わず購入。
日々車内で聞く。覚えるほど聞いた章も多い。
で、これも紙の本があるのだから買うまいと思っていたKindle版も、「外で読みたいしーデータ持ってたいしー」と言い訳して購入。
結局それで読了。
あと、iPodに入れられないのであまり聞いていないが、Audibleのダウンロード版も買っている。CDに傷がいって一部聞けなくなったので。
というわけでかなりの投資をしている。
これからも何度も好きな箇所を読み返すだろう。
ちなみに続編ともいえるCommitedのKindle版もかなり前に購入済み。
フェリペがセカンダリ送りになったところから進んでないが、リズはやはりノンフィクションがいいと思うので、ぼちぼち読むつもり。
今年出た小説は全く読む気なし。
ノンフィクションで成功した人が書くフィクションはノレないことが多い。
田口ランディ氏、阿川佐和子氏の作品とか。
ちなみに、ある知人は本作を「ニューエイジ文化の権化」だと言って批判している。
「こういう本が流行るのはアメリカの病理」だと。
(2015年2月9日)
和訳版、私は結構好きなのだが(イタリアパートのラストとか)、
ちょっとあんまりな誤訳が多いので有名です...
リズといえば、このTEDスピーチが有名。
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