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【Travel diary】 ロシア旅日記・2日目_a

*2020年冬、極東ロシア、東京から片道2時間半、ウラジオストク・ハバロフスクの旅日記、備忘録としての自分メモです。*

ウラジオストク到着翌日。昨日のはじめましてのサトさん達のご好意で、今日は観光案内も兼ねて、一緒に過ごさせてもらうことにした。
プランとしてはこんな感じ。午前:街中ぶらり美術館めぐり。午後:街外れにある大型ショッピングモールへ、ロシア友人1人と合流。夜:ロシア友人1人とご飯。(2人とも仕事などの関係で一緒には会えなかった。年末に仕事?と思われたかもしれないが、そう仕事。ロシアの経済事情などは後ほど。)


ブレックファースト
まず、サトさんのホテルで朝食をいただく。
ロシア洗礼の一発目(?!)英語が通じない、オーダーの失敗。
スタッフさんには英語が通じなかったため、指差しオーダーしたにも関わらず、メインが2つも出てきたのだ。なぜお会計の時点で気がつかなのか、通貨が1円=約2RUB(ルーブル)、物価が安い、計算も苦手な私は即座に算数ができなかったのである。経理の仕事もやってるんだけどな。(泣)


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3つ並んでいるメニュー表の1番上のスクランブルエッグと紅茶を頼んだはずなのに、なぜか真ん中に位置する目玉焼き(しかも3つも)でてきた図。

指差しが適切じゃなかったのか。それにしてもスタッフさんの顔が。むすっと。口調強め。睨んでいるのかいないのか。「Out?! Here?!(ここで食べる?!持ち帰り?!)」みたいな。(泣)キャッシャーのスタッフさんはダルそうにレジ打ち(笑)"ロシアでの接客は期待してはいけない"と下調べ済みなので、あまりびっくりはしなかった。ただ、ホテルだったのでちょっと期待したのだ。もうちょっと優しくしてくれたらかわいいのにな、おねぇさん。(大きなお世話である。)

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気を取り直して、メイン広場の"中央広場"に向かう。ちょっと天気悪い。この日だけは雪予報。工事中で中には入れなかったモスク。広場から港が見えた。初めてあんな数の軍艦を見た。少しの恐怖に似た胸騒ぎと、ロシアっぽいなぁ格好いいなぁという、なんとも言えない複雑な感情を覚えている。

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*おっと、これは...。

市内ギフトショップ、ミュージアムめぐり
午前中は午後の待ち合わせまでお土産屋さんや市内の美術館めぐり。

ヴラドギフツ 中央広場に位置するお土産屋さん。衣料品から食品、伝統工芸品まで種類豊富。ロシア民芸品としてはあまりにも有名なマトリョーシカ人形。女性像にスカーフ姿が一般的だが、人形以外のマトリョーシカもあるのだ。量産的なものもあるのだけど、1点1点お顔が違う手書きのぬくもり溢れるものを求め、ユーモアがある子達をいくつか連れて帰った。

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沿海地方州立美術館 モスクワ国立美術館から18、19世紀の作品を多く貯蔵しているアートギャラリー。シャガールやカンディンスキーの作品があった模様。残念ながら年末年始休館?とのことで見られず。

アルセーニエフ沿海地方州立博物館 ロシア語だと、「Примо́рский госуда́рственный объединённый музе́й и́мени В. К. Арсе́ньева 」長い!ここは沿海地方の自然や歴史が展示されていて、考古学や民族学を中心とする総合的な博物館である。(wikiより)*写真は晴れた次日に撮ったもの。

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*ここには看板猫がいた。博物館入り口の金属探知の上。この他にも、お土産屋さんの中に猫がウロウロしていたり、ロシア人は猫がお好き?自由だな〜と思った。博物館は3Fまであり意外と広い。日本語はもちろん英語も無く全てロシア語表記だった。

昼近く。雪が本格的に吹雪いてきた。天気予報は当たるものだ。寒い、通り越して痛い。今季初の初雪はここ、ロシアにて。そろそろ待ち合わせの時間だと、バスに乗って移動する。このバスを待つ時間さえ辛かった。吹雪いているもんだから屋根付きの停留所にいても雪の攻撃が容赦ないのだ。顔をあげるもの辛くなってきた。私は冬場はマスク着用必至なため、マスクをしていたが、蒸気が上に上がり、まつ毛を凍らせていた。瞬きするたびに、パシャパシャと涙みたいになるのだ。面白い。大袈裟かなと思うダウンもロシアン帽も持ってきてよかった。と心の底から思った。だいぶ体は暖かい。顔だけ痛い。(笑)日本で数年前に買ったロシアン帽がここで役に立つとは。

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バスの乗り方(アバウトに)
まず、乗るときは後ろのドアから。 降りる時は前ドアから。
1:乗りたいバスの番号を覚えておく
*e.g.25とか315とか覚えやすい番号だから大丈夫
2:そのバスがきたら周りの人に合わせてそれと無く乗り込む
*手を上げて合図する習慣はない。
3:Mapアプリを片手にバス停を覚えて駅の手前でブザーをおす
*車内アナウンスはロシア語のみ。はじめはタイミングが難しい...。
電車賃片道28P=日本円で約56円くらい。市内近郊ならどこまでいっても一定料金。数年前から比べると値上げしたらしいが、安い...安すぎる...。

*長くなりそうなのでここまで。次の記事に続きます。

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