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同時に複数のプロジェクトを推進するための5つのポイント

プロジェクトには期間がある。目標となるゴールもある。
ただやれば良いという訳ではない。

同時に複数のプロジェクトが発生しかも圧倒的リソース不足。
そんなことは何時でも発生する。日常茶飯事。

例えば、10個のプロジェクトがほぼ同時に発生した場合どうすべきか?
・手当たり次第に着手を始めるか
・またはリソース確保に回るか
・期限をずらすことを考えるか
・幾つかを辞めるか


私が意識している「同時に複数のプロジェクトを推進するための5つのポイント」

1. プロジェクトの優先順位を決める

数少ないリソースを何処に投下するか?
絶対に落とせないプロジェクトは何か?
これを決めておかないと後で迷う

2. プロジェクトアプローチ図をつくる

数少ないリソースを有効活用するためには、プロジェクトを進めるためのデザインが必要
Aが完成しないとBにいけないでもCは平行して進められる
各プロジェクト毎に決めないと次に進めないポイントも把握できる

プロジェクトアプローチ図のススメ

3. ボトルネックの把握、そして共通理解

どこがプロジェクトのボトルネックか?をメンバーで理解する
「2. プロジェクトアプローチ図」を見ながらメンバーで共通理解とするのがよい

個々のプロジェクトだけでなく、全てのプロジェクトを横断してみる視点も必要、ただしここはステークホルダーやPMOポジションの人が見れば良いかもしれない

4. 会議は決めきる、会議は集中する

話し合いの時間は多くない
会議の時間も多くない
だから「決めるポイント」を常に意識する
次回に持ち越す癖がつかないように最新の注意を払う

5. 空きのスケジュールを組んでおく

問題は絶対に起こる
だから解決するためのスケジュールをあらかじめ組んでおく
決裁者との時間を確保しておく
何か合ったときのリカバリー
優先順位の入れ換え
とにかく、現場だけで判断できないことは多い

※Slackなどのコミュケーションツールが組織全体で慣れているのならSlack上でのやりとりも有効

いきなりプロジェクトを開始したり、WBSを組んだりしない。
企画書も用意するなら、テキストでせいぜいA4用紙1枚程度の分量で
まずは全体視点で考える。

落ち着いて行こう。まず冷静の考えよう。

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Photo by Markus Winkler on Unsplash


アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。