プロジェクトファシリテーション___2

プロジェクトファシリテーターが意識して用いる3つの導き方

プロジェクトファシリテーターは、プロジェクトで発生する様々な課題に対して、自ら答えを出す役割ではなく、チームメンバーが自ら答えを出せるように導くのが理想的と考えています。(裏方が理想)

そんな私がプロジェクトファシリテーターとして意識している3つのプロジェクトの導き方

3つの導き方

1.俯瞰して全体像を把握させる

・ステークホルダーが近視眼的になっていないか?
・メンバーが近視眼的になっていないか?
・ファシリテーター自らが近視眼的になっていないか?
を意識しながら、全体像を皆で俯瞰できる位置に導く。

プロジェクトで起こり得る様々な事象については、基本的にメンバーは都合よく考える。ご都合主義的な発想だ。特に「想定しているユーザー層」「市場」は近視眼になりやすい。

2.物事を分解して考えさせる

・例えば「売上」の場合
 ・購入してくれる人を増やす施策
 ・単価を上げる施策
 ・何度でも購入してもらうための施策
を考えてもらう。

KGIとKPI視点で分解

そのプロジェクトの成功要因は何か?という視点で分解。
当たり前かもしれませんが、できていないことは多い。

3.別の視点で考える

プロジェクトによって様々なんですが・・・。

・そもそも、その課題設定あっている?
・そもそも、それやる必要あるの?
というレベルから・・・。

既存システムや既存サービスのアレを利用すれば、すぐにサービス開始出来るんじゃね?つまり「作らない選択。」

サブ的なサービスとして想定していたけど、こっちのほうがメインじゃね?

とか

注意していること

ファシリテーターが答えを出しているように思わせないことが大事です。

ファシリテーターに答えを聞く雰囲気が出てきたら良くない兆候。

時には「わからないフリ」も大事かもしれない。

アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。