パラシュートなしで飛行機から降下できるか?-ハーバード大学の衝撃研究の真相は
半年ほど前に話題になっていた話。
「飛行機から飛び降りるときに、パラシュートをつけていてもいなくても、死亡や大けがのリスクは変わらない」
世界的に有名な医学誌BMJ(英国医師会雑誌)に掲載された「検証実験」の結果です。しかも研究したのはハーバード大学などに所属する、れっきとした「医療専門家」たち。
さて、どんな落ち方をしたのか?
何を研究したのか?論文はこちら
「パラシュートの効果」を検証する実験
研究チームは次のような実験を行いました。
18歳以上の男女23人。
参加者はランダムに2つのグループに分けられました。
片方には飛行機から「パラシュートをつけて」飛び降りるように指示。
片方には「単なるリュックサックを担いで」飛び降りるように指示。
飛び降りた後、地面に衝突して何が起きたか?研究者が専門の調査用紙を使って確認し、それぞれのグループで「死亡」や「大けが」になった人がどのくらいいたかを調べました。
結果
パラシュートをつけた人とつけなかった人で、死亡や大けがの発生件数は変わりませんでした。
↓
↓どんな落ち方をしたのか?
↓
↓特殊なリュックサックなのではないか?
↓
↓衝撃を吸収するスーツを来ているのではないか?
↓
真実は1つ
「飛行機は飛んでいなかった」
なぁ〜んだ、とただ思うだけではなく、前提をどう捉えるのか?どう疑うか?という視点で見るとなかなか面白い。
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Photo by Lucas Mordzin on Unsplash
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