組織を超えたリーダーシップ。その18『新人マネージャーに伝えたい』
クリエイティブが必要なチームの新人マネージャー向けにnoteを書きました。
プランナー、デザイナー、エンジニア以外にも、バックオフィス系の総務や人事、営業など、クリエイティブの発揮が必要な部門全てです。
目的を伝える
クリエイティブな仕事は、メンバー全員が画一的な仕事をしているわけではない。企画をつくること、デザインをすること、それぞれ思考や仕事をのやり方は異なる。
マネージャーにとって最初の大事な仕事は、目的を伝えることじゃないかな。メンバーが目的を理解しているか。そこから始める。
その後で、期限をどうするか。
目標数値はどうするか。
を決めていく。
細かく説明しすぎない
そしてやり方は、事細かく説明しすぎないほうがよい。やりすぎると上手く行かないかもしれない。少なくても私は上手く言っているシーンをあまり知らない。未経験者への指導なら事細かくやる必要があるかもしれないが、それはレアケース。未経験者も直ぐに経験者になる。
でもプロジェクトが上手く進まない時には、事細かく説明したくなるよね。事細かく指示したくなるよね。そこは我慢したほうがよい。
我慢して、メンバーに成長してもらったほうがよい。
武勇伝は不要
例えば会議の時に「自分が何故すぐれているのか?」の話はしないほうがよい。「武勇伝」などもその類にはいる。すでにマネージャーなので、それ以上大きく見せる必要はない。
マネージャーはただの役割だからね。
武勇伝の弊害
例えば、スペシャリストのスキルが最も優れているから、マネージャーになったとしよう。そこを期待されてマネージャーになったとしよう。
でもマネージャーの仕事をしながら、現場の仕事を同時に行うのはかなりハード。普通は無理。そのうち自分よりも優れたスキルのメンバーがでてくる。自分のスキルも衰えていく。
ますます「武勇伝」は通用しなくなる。
つまりメンバーの心が離れていくということだ。
優れた人を集める
チームをより強くしたいなら、自分より優れた人を集めるしかない。自分がマネージャー兼、最高のクリエイター。という思考は早めに忘れたほうがよい。
最後は軽い疑問
プレイングマネージャーという役割には疑問を感じてます。私もプレイングマネージャーになってと言われたことは多いのですが、イマイチ理解ができていない。というはその言い方いるのか?という疑問。
組織を超えたリーダーシップについて考えるマガジン
不定期ですが、組織を超えたリーダーシップについて1テーマづつ書いていきます。これは自分自身も組織を超えた働き方にシフトしている状況なので、それを冷静に、客観的に見ていくため。という意図もあります。興味ある方は是非。
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Photo by Marten Bjork on Unsplash
アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。