マガジンのカバー画像

考えるための大事な視点・考力

333
考えていること、思考のヒントなどのnote
運営しているクリエイター

#リーダーシップ

リーダーシップについて考えるための「問い」

7月18日(日)に「変革のリーダーシップ - 境界が無い時代のスキルとマインドについて考える -」というテーマのイベントを行う。スタートアップウィークエンド関連で事前イベントだ。 スタートアップウィークエンド “スタートアップウィークエンド(SW)”とは、金曜夜から日曜夜まで54時間かけて開催される、「スタートアップ体験イベント」です。 SWは金曜の夜、実現したいアイデアがある人のピッチから始まりる。 そこに ・ハスラー(マネジメントとビジネスモデルの検証) ・ハッカー(

「自分がどんなリーダーに成りたいか」を言語化しておこう

過去のnoteを再編集しての再掲載です。 「プロジェクトリーダーシップ研修」の話しを頂くことがあります。今度の週末にも2時間ほどの話しを行います。私がよく行うのが、「”あなたにとってのリーダーシップはどんなの?”、”どんなリーダーに成りたい?”、”どんなリーダーシップを発揮すべきか?”って考えたことある?」という話。 すると半分位の人が「考えたことがない、具体的に意識したことない。」という答えが帰ってきます。 残りの半分の人は「プロジェクトマネジメントをしているから考え

組織という境界がない時代のリーダーシップとリーダー育成を考えよう

所属会社で、ほぼゲリラ的にリーダー育成研修をやっていて、その話をプロジェクトマネジメントの師匠の一人のケンブリッジテクノロジーパートナーズの白川さんに話したら、面白い!って事で白川さんの本にも登場。 社内でやってきたことが、社外で認められ色々なところから声がかかる。中々面白い2年半。世界が大きく広がった。 様々な奇跡が重なって、フィラメントのQUMZINEで「リーダー育成」が4回も掲載(まとめもあるので計5回) そんな私の「リーダー育成」を第三段階へアップグレードを考え

リーダーシップの幻想、リーダーシップの倫理

組織を超えたリーダーシップについて考えている。 休日中に色々な本を横断的に乱読していた時に目に止まった以下の文章。 優れたリーダーシップは、常に最高の成果をもたらす。そう期待するのはロマンチックすぎる。 リーダーシップは結果だけを見て語るべきものではない。われわれはあまりにも結果を気にしすぎる。 そして時には、その結果をもたらした手段を気にしない愚すらおかす。 最終的な結果に夢中になりすぎるのは現代社会特有の悪癖だ。 そしておそらく、リーダーシップを語るに際し、倫

「自分がどんなリーダーに成りたいか」は、考え・宣言し・演じる

昨年末に書いたnote「自分がどんなリーダーに成りたいか」を言語化してみよう!という話のアップデート版です。 何度か「プロジェクトリーダーシップ研修」をやっています。 研修中、2日目あたりで聞くのが「”あなたのリーダーのイメージはどんなの?”、”どんなリーダーに成りたい?”って考えたことある?」という対話形式のワーク。 リラックスした雑談形式で、3〜5人+私で対話を行います。 コーヒーとお菓子も添えて、ゆったりとね。 可能なら、社外のほうがいい。 【問い】「”あなたのリー

組織の中でリーダーシップを発揮する人を育てるプロジェクトリーダーシップ研修の7段階実践モデル

本日のnoteは、企業の中で実際にプロジェクトを推進する過程でプロジェクトリーダーシップおよびプロジェクトマネジメントの基礎を学ぶ研修プログラムの概要です。 01【準備】相性を確認リーダー育成について問題意識のある組織の人材育成担当やステークホルダー、つまりはクライアントと出会います。 内容 1.研修での期待値の確認 2.プロジェクトリーダーシップ研修の説明  ・過去の事例(言える範囲でなるべくリアルな話をします。) 3.ステークホルダー、人材育成担当向けの講義  ・座学

リーダーシップ×マネージメント

先日は「リーダーとマネージャーの違いについて」のnoteを書きました。 ではリーダーシップ×マネージメントは何か?私が最も気に入っているのはヘンリー・ミンツバーグの話 エッセンシャル版 ミンツバーグ マネジャー論 10年前マネージャーだった頃のメモのnote--- Photo by Markus Spiske on Unsplash ::::::: 運営サイト:良い問いを創る。yoitoi.com

リーダーとは何か?という「問い」

noteのフォロワーが5月15日に1,000を超えました。そもそもnoteを始めた理由は①思考の整理、②議論ネタとしての投げかけ、③自分メモのためです。さて、noteの仕様で過去書いたものをピンどめする事ができるのは、固定が1つ、後はプロフィールと仕事依頼、なので改めて過去書いたnoteで、今このタイミングで伝えたい読んで欲しいnoteを加筆して投稿します。 本日のnoteは2018/12/20に投稿した「自分がどんなリーダーに成りたいか」を言語化してみよう!という話」を加

アダプティブ(適応力の高い)な4つのアプローチ

2020年1月に「組織を超えたリーダーシップ。その12」として、本noteを加筆再編集して掲載しました。 --- リーダーと聞くと強いカリスマのある人を思い浮かべる。 スーパーヒーロー的リーダー像。 しかしスーパーヒーロー的リーダーでは、いろいろなものが足りないかもしれない。 例えば・・・。 ・不確実性が高まっている。だから長期的予想や従来型の戦略プランニングの有効性が低下。強い力だけで大丈夫なのか・・・。 ・あちこちで境界が曖昧に。 ・誰が主導的立場なのか?あっちか、