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考えるための大事な視点・考力

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考えていること、思考のヒントなどのnote
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2021年1月の記事一覧

意志をもって動く人を邪魔してはいけない

例えば新規事業の話し 新規事業はほとんど失敗する 既存事業との距離が遠ければ遠いほど失敗する確率も増える 失敗する理由・原因をあげてみると ・目標数値に対してのリソース不足と経営のコミットメントが低い ・既存事業のルール(制約)を重要視する。例えば社内フロー、そして評価 ・定常業務(既存事業)と数字の比較をする。10億を11億にするのと、0を1000万にするが違うことを理解できない ・口出しはするけど失敗の責任からは逃げる ・成功しそうになると口出しをして成功の芽を摘む ま

アイデアは対話と共通言語

アイデアはまず対話の量から。 まずそれぞれが頭の中で考えているアイデアを「言葉」にして話す。「言葉」にすることでアイデアが自分の中でまず整理される。 次に「対話」を繰り返す。それぞれのアイデアを「言葉」で確認しあう。それぞれのアイデアの共通点や差異を注意深く聞き取っていく。 そこから「共通言語」へ整理していく。 「共通言語」とはすなわち、アイデアの拠り所。拠り所があることで、企画の迷走や、目的を見失うことが防げる。 また「共通言語」を起点すれば、自分の思考の整理にも

内なる言葉を切り離して、「思考サイクル」を強制インストールする

「言葉ができる」は武器になる。梅田 悟司さんの著書で、定期的に読み直している本だ。 以下の一文、常に意識している。 「思考プロセス」を変えていくって結構大変だけど訓練。日々訓練 「人に話すことで、悩みが解消された」という経験を持つ人は多いと思う。これはまさに、頭の中に浮かぶ内なる言葉を外に出すことで、頭の中に考える余地や空間が生まれた状態であると言える。 ここで重要なのは、頭で考えていることを誰かに「話す」ことではなく、頭の外に出し 自分と「切り離す」ことである。内なる

日々の中に自分の挑戦を作れるようになるための4つの要素、HEROモデル

「社会寿命」を延ばすための重要な構成要素の1つは「ハピネス」と考えている。 自分のハピネスとは何か? 社会視点、社会に役に立つハピネス×自分のハピネスは何か? ネブラスカ大のFred Luthans名誉教授による「心の資本」の研究 Hope:自分で自分の道を見つけ Efficacy:先が見えなくとも行動を起こし Resilience:うまくいかなうとも立ち向かい Optimism:常に状況をポジティブなストーリーで捉える 4つの要因「HERO within(内なるヒーロ

新産業づくりの発想はデジタルトランスフォーメーションそのもの

12の新産業の共創を推進している、新産業のアクセラレータSUNDRED。私もインタープレナーとして少しずつ関与度合いが高くなっている。留目さん中心に面白い人達が沢山集まっているので、その引力に引かれるように、重力に捉えられたのごとく、中心に引き寄せられている。そんな感覚だ。 そんなSUNDREDのコアとなる事業、新産業共創スタジオの「新産業づくり」の発想についての話しが、本日投稿された留目さんのインタビュー記事にあったので少し言葉を変えつつ引用しておきたい。 新産業づくり

「違い」を見るか?「同じ」を見るか?、3年目

2019年1月に書いたnote「「違い」を見るか?「同じ」を見るか?」、2020年1月にもこのnoteに向き合った。3年目、3回目の再び同じ内容のnoteに向き合ってみた。 2年前頃、twitterやブログ界隈で、フリーランスvs会社員、社畜vs脱社畜、そんな話しが結構な頻度で目に入っていた。それぞれの「違い」に焦点をあてて、アレコレ言い合う。どっちが良いか。今はそんなことを言う余裕はない。2年で世界は大きく変わるもんだ。 「違い」を見るか?「同じ」を見るか?2019年は

面白いワクワクするプロジェクト、社会的意義のあるプロジェクトに参画する方法

世の中には面白いワクワクするプロジェクト、社会的意義のあるプロジェクトは無数に存在する。今のあなたの目の前には無いかもしれないけど、確実に存在する。 そういったプロジェクトに参画する方法、つまり仲間になる方法として最も確実性が高い方法がある。 もちろん、あなたが凄いデザイナーやエンジニアじゃなくても、レアスキルを保有していなくても、凄いネットワークが無くても大丈夫。 今からでも獲得できるスキルだ。 それは 基礎中の基礎をちゃんとできる人が重宝される と言うこと。

組織のコミュニケーションはコストなのか?

2019年夏、偶然が重なり同じ日に、数人規模の経営者とカフェで情報交換、数十人規模の社長と数百人規模の会長を交えての3人でランチをしながら雑談。数万人規模の会社で巨大な工場敷地内で伝説的な研究者を交えてのプロジェクトディスカッション。その後はビール。 メモとして書いたのが以下のnoteだ 過去の自分と対話しているような感覚で楽しくnoteをかけた。 組織を上手に動かすために重要な3つのこと。 このnoteで何人かとディレクションした。その対話の中で幾つかアップデートできた

考える力、決める力、実行する力

凄く単純に言ってしまうと、特に日本型と言われる企業では​​「考えて決める人」と「実行する人」の役割分担が明確だ。 これからはどうだ? これまでの様々なモデルが崩れてきている。 非連続で環境が変化する世界ではどうか? 私が自分自身に対して意識していることがこれ。 「考えて」「決めて」「実行する」 もちろん、全ての事をやるのは不可能だけど、何からの部分では「自分で実行する」は意識している。現場力を忘れないって事。 考える力私が意識しているのはこの3つだ 1)「問い」を創

当たり前は人・チームそれぞれ。自分の当たり前を常に疑い、そして周りの人と確認したい

在宅勤務が始まって10ヶ月、2021年も在宅勤務が基本だ。この状態、前から仕事をしている人と、新しくメンバーに加わった人。それぞれの「当たり前」を調整することが凄く難しいって最近考えています。 具体的には、その人やチームにとっての「当たり前」が、後から来た人に共有されていないプロジェクトは無数にある。これ結構な課題。 だから、自分自身への戒めの意味も含めて、2021年の仕事始めのタイミングで2年前のnoteを加筆して記事にします。 プロジェクトワークでの「当たり前」とは

2021年、 「 #note書き初め 」は少し未来の自分への手紙

2021年が始まりました。 本年もよろしくお願いします。 新年最初の「 #note書き初め 」。 3ヶ月後、半年後、1年後の自分をイメージして書いています。 #note書き初め 元旦、深夜1時半頃から書き初めています。 今年は何をやろうか?正確に言うと、やりたいことは既に決まっている。どの順番とタイミングでやろうか?ただそれだけだ。 2020年の年末の留目さんのFacebookの投稿が心に刺さる。 一人ひとりの「社会人」が自分らしく、ゲームの世界ではないリアルな自