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考えるための大事な視点・考力

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考えていること、思考のヒントなどのnote
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2020年6月の記事一覧

「副業人材を受け入れたい部署」が「ドラフトで優秀な社員を2割の時間貸して!」と言った方が健全じゃない?

先週KDDIの「社内副業」の話題をSNSでよく見かけた。 KDDIは国内約1万1千人の正社員を対象に、就業時間中に他の部署でも働ける社内副業ルールを作った。他の部署で働ける時間は就業時間の最大2割とする。 期間は最長6カ月で、他の部署で働いた成果も人事考課に反映する。副業人材を受け入れたい部署を募り、社員が自ら応募できるようにする。副業制度を利用したい社員と直属の上司、受け入れ先の部署の3者が合意したうえで業務内容を調整する。当面は年100人程度の利用を想定する。 「副

Interpreneur (インタープレナー)Meet-Up

6/26、縁が繋がり招待制の「Interpreneur (インタープレナー)Meet-Up Vol.0」にオンライン参加してきた。 イントレプレナーでもなくアントレプレナーでもない。これからの働き方の1つ、インタープレナーという働き方に興味があるから参加できたことは心から嬉しい。 以下はイベント主催のSUNDRED CEOの留目さんのFacebookの書き込み、まるっと引用しておこう。また太字部分は私が最も感銘を受けた部分だ。 本日はSUNDREDのイベント「Inter

フリーランス時代にスキルを消費した理由

私は5年間ほどフリーランスをやっていた。主にコンピュータグラフィック制作やサイト制作だ。 フリーランス時代の悩み悩みは色々あるが、大きくは3つ。 1) 自分を選んでもらうためには? つまりは自分自身の営業です。 他社(他人)との差別化はどこか? どこが自分の選んでもらえる理由か? 2) どうやったら安定した収入を得られるのか? 定期収入が得られるのか? 毎回、新しい案件を獲得するのは難しい。 当時、複数の定期案件(サイトの更新と専門学校の非常勤講師)があったのは良か

ハイスキル人材が求めもの。スペース・予算・裁量

ハイスキル人材の働き方について考えている。そう言った人たちと対話する機会を得たからだ。既に始まっているが、これまでの延長線上ではない働き方の時代がくる。早ければ半年後、遅くても数年後にはより顕著に可視化されていくだろう。さて私はどうするか。 以下のツイートが目に留まった。 この部分は特に共感できる。 ハイスキル人材ほど「スペース(未解決の課題、不完全さ)」を求める。 そして、予算と裁量。 スタートアップやベンチャーは「スペース」が多い。ハイスキル人材は「働き方の意識変

プロジェクトを最初に創造する「企画者」が大切にしていること

プロジェクトを創造する人。つまり最初の「旗」を立てる「企画者」の価値が上がっていくと信じている。 なぜならプロジェクトが創造され、実際にプロジェクト化すれは様々な仕事がプロジェクトを中心に生み出される。その先には様々な価値が生まれる。 だから「企画者」の価値が上がっていくと信じている。それと同時に「企画者」に求められる条件は青天井で上がっていくだろう。 では「企画」を仕事にできる人とは何者なのか? これからの「企画者」は、何を大切にしていくことが大事なのか? 1.「ア

アイデアを生むための制度「フィーカ」ってのを全力で紹介したい。

フィラメント角さんのこの記事、全力で紹介したいのでnoteにしてみた。 「目的のないコミュニケーション」は企業活動にとって実はとても大事です。なぜなら「すでに目的がある状態」から新しい目的やアイデアは生まれませんから。フィラメントで企画やアイデアが生まれるパターンはだいたいこの下の図のような感じです。 この図にピント来ませんかね? 雑談大事ですよね。 角さんのnoteも是非 --- Photo by Behzad Ghaffarian on Unsplash

「言葉をまとめる」の話。例えばKPIとかPDCAをどう伝えるか。

昨日書いたnote「企画者の7の習慣」は、自分note史上の中でもお気に入りのnoteになった。書いた時間は短いが考えていた期間は長い。熟成ネタとも言える。やっと書けたって事だ。 企画者の7の習慣 1. メモをとる 2. 情報を保存する場所をつくる 3. 情報の整理を定期的に行う 4. 雑談する 5. 言葉をまとめる 6. 本屋をフラフラする 7. とりあえず書く、はじめの一歩を踏み出す ところで私自身は「5. 言葉をまとめる」が最も難しいと感じている。だから意識して習慣

企画者の7つの習慣

アイデア出すためには習慣がある。アイデアを企画にまとめるのも習慣がある。その習慣についてが本日のnote。いずれも私が習慣にしているものだ。 メモをとるアイデアはすぐ忘れる。だからメモをとろう。そしていつでもメモを取れる状態にしておこう。メモは紙でもスマホでも何でもよい。とにかくメモをとる。すぐにメモをとる。どこでもメモをとる。メモは常に持ち歩く。枕元にもメモをおいておく。 情報を保存する場所をつくる情報をためておく。そういう場所をつくる。メモやブックマーク、写真、PDF

在宅期間の私の定番note3選。変化に適応する、リーダーを育てる、企画書を書く

note連続投稿がまもなく1年。本日で351日連続だ。少しずつPVも底上げされている。継続は力なりだ。 1年以上前に書いたnoteで、ここ数ヶ月特にPVが伸びているnoteがある。最近では月間300〜500PV程度だ。働き方が一気に変わった時代のニーズを捉えているのだろう。 本日のnoteはそんなnoteを3つ紹介したい。 企業が変化に適応するために必要な4つの能力と、それを高めるための5つの戦術 ・今は市場リーダーだが、来年は2位以下になる可能性がある。 ・業界の境界

副業解禁の先、大企業で副業人材募集 - 働く場所の多様性

ポストコロナ時代の働き方、1つの大きな流れがくるかもしれない、一部上場企業ライオン株式会社の動き。 ライオンは転職サービスのビズリーチ(東京・渋谷)を通じ、新規事業の立ち上げにたけた人材を5人程度、採用する。外部の専門家の力を利用し、新規事業の育成を急ピッチで進める。今後も事案に応じて検討していく。ライオンが個人に業務委託する契約で、勤務日数は週1日から。リモートワークも可能で、報酬は経験や勤務日数に応じて個別に決める。 日本企業は良くも悪くも横並び思考だ。だからライオン

イノベーションを創出する心構え

本日、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズのオンラインセミナー「【オンライン開催】社会を変えるイノベーションを産み出す10のステップ」を見ていた。その中でウンウンと唸るフレーズがあった。 現有するチャネル、テクノロジー、知的資産を起点とするアプローチは、 手にしている鍵に合う鍵穴を探すようなもの。真のイノベーションは、大きな市場に通じる扉を見つけ、その扉を開く鍵を新たに作ることである。 いいね。今度私も使ってみよう。 せっかくなのでケンブリッジさんのセミナー情報