【前編】医学部6年生の、人生を生きやすくする座右の銘10選 ① ②③

昨日の記事の続きです。
↓こちらから見て頂けると、話も飲み込みやすいと思います。↓



要約


今回から記事の全貌がわかりやすいように、要約を付けたいと思う。論文でいうアブストラクトというヤツである。

あくまで全貌をあらかじめ掴むためにあるもので、飛ばして頂いても良い。しかし、読めば本編の内容が飲み込みやすいと思う。



座右の銘は、人生を生きやすくするためのツール

自分の中で、座右の銘とはそういうツールである。

どういう軸の考え方を持っているかで、生きやすさはとても変わってくる。
出来ることもとても増える。
それを今回は実感して頂きたくこの記事を書き始めた。

座右の銘は、1つじゃなくても良い

まず、「座右の銘は1つに絞らなきゃダメ」なんて誰が決めたのだろう。
全然そんなことないと自分は思う。考え方の軸はいくらあっても良い。

むしろ1つに絞るから、昨日の記事でいう
「楽天家タイプ」と「勤勉家タイプ」というしょうもない二元論に分類されてしまい、良い面と悪い面が生まれてしまう。

(あくまで昨日の記事は性格診断みたいなもので、一種の余興的なヤツです。ここからが本番です)


賢い人間達は、良いとこ取りが得意

良い面だけ取って、悪い面は捨てたら良いんです。
例えば
「ハイブリッドカー」
「アメリカの他国の文化を取り入れた多文化社会」
「弁証法によるアウフヘーベン」
「研究分野におけるメタ分析」
「楽天の多角化戦略」などがその良い例ですよね。

賢い人間達は、良いとこ取りが得意なんです。

自分の座右の銘①〜⑩について、
前編、中編、後編に分けて解説していきたいと思います。長くなりますがどうかお付き合いください。

前編(今回): 
① 楽天主義の良いとこ取り(なんとかなるの精神)
②③ 勤勉主義の良いとこ取り(努力の方向性)

中編(次回):
④⑤ 他人の印象を操作する
⑥ 才能を盗む


後編(次次回)
⑦⑧⑨⑩ 自分を知ること。他者を知ること





もすの選ぶ、座右の銘10選

厳選して発表していきたいと思います。⑩が今1番大切にしてる考え方です。

ちなみに、
①が「楽天主義」 
②、③が「勤勉主義」
(前編)
④⑤⑥が「自分の人生から生まれた大切な価値観」(中編)
⑦⑧⑨⑩が「自分を知る事。他者を知る事」
(後編)
という枠組みでまとめています。そこも意識して読むと読みやすいかも知れないです。


①「ケセラセラ」

1956年、アメリカ映画『知りすぎていた男』の主題歌のタイトル。



②「努力したものが全て報われるとは限らん。しかし!成功したものはすべからく努力しておる!!」

はじめの一歩 鴨川源ニ

③「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」

サンディエゴ・パドレス ダルビッシュ有



④「やらない理由よりやる理由」

もす

⑤「人に対して誠実に それが誠実に扱われる絶対条件」

もす

⑥ 「他人は誰しも、自分の先生である。」

もす


⑦ニーバーの祈り

「神よ
変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。」


⑧「ないもんねだりしてるほどヒマじゃねえ あるもんで最強の闘い方探ってくんだよ 一生な」

アイシールド21 蛭魔妖一

⑨「人生は配られたカードで勝負するしかない でも君たちはマダ 自分にどんなカードが配られているかも分かっていない」

かぐや様は告らせたい Adolfe Pescarolo(校長)

⑩「彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず 」
孫子

それぞれ、枠組みごとに解説していきたいと思います。




①楽天主義の良いとこ取り(なんとかなるの精神)


「ケセラセラ」、つまり「なんとかなる」って事である。
前回の記事でも述べましたが、このマインドは精神衛生上大切です。
ですが、なんとかならない場合があるのが欠点です。どう解決していきましょうか。

それが、⑦⑧⑨⑩の「自分を知る事、他者を知る事」に繋がっていきます。

また後で説明するので、ここでは簡単に言うと、
「自分のできる事とできない事がわかっていたら、なんとかなるかどうかの予測も簡単だ」って話です。

ひとまず置いておきましょうか。

②③勤勉主義の良いとこ取り(努力の方向性)

---勤勉は美徳?

② 「努力したものが全て報われるとは限らん。しかし!成功したものはすべからく努力しておる!!」
③「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」

勤勉は美徳。その考え方を持っている日本人はたくさんいると思います。
かくいう自分も、「何かに向けて努力する姿こそが1番その人の輝いている瞬間だ」と思います。

ですが、前回の記事でも述べた通り
「みんながみんな努力できる人間ではない」し、
「努力が結果につながらないことも往往にしてある」し、
「努力には方向性や効率というものがある」
ということを1番伝えたいです。



---努力って一体何?


まず②の解説をしたいと思います。(ちなみに漫画の内容を説明しだすと超絶長くなるので割愛します)

よく、成功者に対して「才能があるヤツはいいな」と僻む人種がいますよね。
自分も、家族だったり友人だったりから何度も言われたことがあります。

正直、「こんなに自分は努力してるのにそれを見ずに、才能だけで片付けて知ったような口を聞くな」と思います。

そうなんです。「成功者は成功の過程ですべからく努力が伴っているんです。」

じゃあ、お聞きします。努力って一体なんですか?

世の中には、「ただ苦痛を伴うことを努力」と考える人が多い印象です。そこで③の話に移ります。

野球のダルビッシュ有選手はご存知でしょうか。36歳という年齢で未だなおメジャーリーグで投手として活躍している選手です。彼は言いました。

「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」

例えば、プロ野球選手になりたい15歳男性がいたとします。
そのために「365日毎日20時間みっちり、公園で一生懸命バットを振って練習した」と仮定して、3年後ドラフト会議で指名されると思いますか?

現実的に可能性は限りなく0%に近いですよね。
なぜかというと、
「休息がないから」
「努力の方向性が終わってるから」
「野球は1人でやるものではないから」
です。

この例は極論ではあるんですけど、結局努力の方向性や効率を考えていないと結果に繋がらないのは当たり前なんですよ。

だけど、そういう効率を考えられない人は、それでも結果が欲しいというモチベーションがあるから、効率の悪い努力をし続ける。けど実らない。
だから、少ない努力で結果を出す人間に対して僻んでしまう。



---努力する才能。才能を盗む能力。

自分は、スポーツでも勉強でも、まずは方向性を決めてから行うというのが得意でした。

「努力を楽しいと思えるようにする工夫」や、
「しっかり休息も取る」、
「モチベーションを維持するためのマインド形成」
さえも努力の一環と思って努力してます。

だから、「ただ苦痛を伴う努力」ではないです。「楽しく気楽にする努力」なんです。だからこそ、周りから天才のように見えてしまうんでしょう。

確かに、このいわゆる要領の良さも才能の一つと言えるかも知れません。つまり努力の才能ですよね。

じゃあその努力の才能がない人間は、成功し得ないって事か!」と言われるかも知れないですが、それは違います。
努力の才能がある人間の才能を盗めば良いんです。つまり真似するって事です。

「真似すると言ったってどうやって真似すればいいんだ!」と言いたい気持ちもわかります。
その答えが、
「才能を盗む」

⑦⑧⑨⑩「自分を知る事、他者を知る事」に繋がっていきます。

またかよって思うでしょう。けど、本当のことなんです。

自分のできる事、できない事。他者の凄いところ、凄くないところがわからないと、相手の才能を盗むことなんて絶対できません。



まとめ

長くなりすぎてしまったので、今日の記事はここまでにします。

まとめると、「楽天主義」と「勤勉主義」をハイブリッドし昇華させるためには、「自分を知り、他者を知らないといけない」ということです。

その「自分を知り他者を知る」というのを次次回の記事で解説したいと思います。

明日は、
【中編】
④⑤ 他人の印象を操作する
⑥ 才能を盗む を解説したいと思います。

興味を持ってくださったら、スキ、フォロー、コメント、Twitterのフォローなどどうぞ、よろしくお願いします。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?