1歳から始める小1の壁対策

保活、保活ならぬ学童活、小1の壁、学童を卒業する小3,4の壁?
何かと壁しかないワーママ子育て。

今回は就学を見据えた知育についてまとめます。
※教育者でもなんでもない、ただの働く母の戯言ですのでそこはご承知ください。

どんな小学生になって欲しいか


親が口出しせずに自分から勉強に取り組める子
学ぶことが楽しい子
活字を読むのが好きな子

つまり、
勉強しなさい!と怒らなくて良い
家での生活の中に"学ぶ"時間がある
本を読める

そんな子になって欲しいと、
中学受験の勉強中も隠れてゲームボーイしていた私は考えています。

就学を見据えた、勉強の土台づくり


"勉強"の捉え方は人によって様々で、子供のうちはのびのびして欲しいからやらない、可哀想という方もいるかもしれません。

私もどちらかと言うとのびのび派です。
ただ鉛筆を持つことだけが勉強ではないし、いきなり小学生になって360度世界が変わるよりも、スモールステップで緩やかに1日数分年齢に合わせた学習を始めて就学に馴染めたほうが可哀想じゃないと思います。

それこそ学校の勉強に追いつけなくて、自己肯定感が下がり、さらに公文なんかに入れて急に1日10枚プリントやることになった方がよっぽど可哀想です。

未就学児の勉強とは


未就学児で勉強
というと鉛筆を持って机に向かうこと
先取り学習をすること
そう思う方もいるかもしれません。

ここでの目的は、
新しい知識や世界に出会うことは楽しいと感じること
毎日集中して何かに取り組む時間をつくること

です。

なので、レゴでもパズルでもカルタでも、好きな図鑑を眺めるでも何でも良い。

子供の発達に合わせた遊びを提供し、
子供の好奇心、探究心を尊重し、
深掘り&広げていくのが親の努め

だと考えています。

子供の発達って何?という人は
モンテッソーリの発達スケジュールを参考に
すると良いと思います。

私の愛読書。0-3歳、3-6歳で本が分かれています。

子供は放っておいても、言葉を覚えて使えるようになり、文字を読むようになります。
そらの能力が特に発達する時期は敏感期と呼ばれますが、そこで親が介入して発達を促せると、学びの土台をスムーズに築けます。

例えば、書く敏感期に運筆のワークや迷路に取り組んだり、数の敏感期にたくさん数えたりといった感じに。

その敏感期を利用して、机に向かう時間を作り、徐々に紙ベースの学習にもつなげていきます。

前置きが長くなりましたが…

小1で必要とされる能力

国語は、ひらがなカタカナが正確に書けること。適当なレベルの音読ができること。国語辞典がひけること。
算数は、くり上がりの足し算、くり下がり引き算が出来ること。重さや長さの単位がわかること。
時計が読め、スケジュールに合わせて行動出来ること。
聞き取ったことを覚えられること(指示を理解できること)、感想を述べられること。
などなどあげたらキリがありませんが、最低限のレベルはこれらだと考えています。

続いて、就学を見据えて取り組んだことをまとめていきます。

1歳の学び


家の中でできることは、公文のパズル、くるくるチャイムなどの玉落とし、積み木活動、ボール遊び、言葉のフラッシュカード、絵本読み、童謡を歌う、紙をちぎる、クレヨンなどで絵を描くなどなど。
家の外では、目の前にあるものを観察したり、実況中継並みに沢山話しかけて、五感を使って過ごします。

食事の後に机の上でパズルをするなど、机の上での活動時間を作る、というのがファーストステップになります。

教材で言うとベビーくもん、絵本だと"こどものとも0・1・2"、公文の推薦図書がおすすめです。


Amazonで、グレードごとに絞り込み検索できます。


2歳の学び


公文のパズル、タングラム、積み木活動、レゴ、言葉のフラッシュカード、絵本読み、童謡を歌う、紙をちぎって貼る、丸シール貼りなどなど。

2歳半で書く敏感期がやってきます。文字を覚えるより先です。
初めはちびむすドリルなど無料のワークでも構わないので、点と点を繋ぐような、線を書く練習から始めます。

手始めにおすすめなのがシールワーク。朝食後や夕食後など、毎日決めた時間に取り組みます。
パズル→ワークや図鑑→ワークなど、遊びの延長にワークを置くようにして一連の流れを作ります。
続いて公文や学研の鉛筆系ワーク。これらは年齢ごとに出版されているので、一旦レールに乗れば理解度に合わせて次から次へと進むだけなので結構楽ちんです。


絵本はちいさなかがくのとも、図鑑はまどあけ図鑑や、プレNEOのせいかつ、きせつの図鑑がおすすめです。
まどあけなどの仕掛けは指先のトレーニングにもなります。



次第に文字や数を覚えてくるので、おふろポスターなどを活用して、目に触れる機会を増やします。
街中にある文字を読むのも◎

ピグマリオンの"2才児のさんすう"と言う本がおすすめです。取り組むのは少し大変ですが、数の理解の進め方がとても参考になります。
余裕があれば習うのもおすすめです。


3歳の学び

ピグマリオンのマグプレート、こぐま会のことばえカード、スリーヒントゲーム、カルタ、すごろくをはじめとしたボードゲームが次第にできるようになります。積み木活動やレゴも複雑なものやストーリー性があるものを作れるようになってくるのでたくさんやるといいと思います。
空間認識力が養われます。

ワークは、2歳であげた知恵や迷路を中心に毎日取り組みます。
迷路は試行錯誤しながらたくさん手を動かすことにとても価値があります。達成感も得られるので鉛筆が好きになりやすいと思います。
また、ワークの難易度は無理に上げる必要はないので、様々な出版社のものを用意したら良いと思います。
そして運筆については、ひらがなよりもローマ字がおすすめです。直線ばかりであっという間に書けるようになります。たくさん褒めて自己肯定感を高めましょう。
概念系は"七田式10の基礎概念"シリーズがおすすめです。シールで楽しく学習できます。こちらは4歳から始める七田式プリントの準備に最適です。

また、そろそろはさみを扱えるようになってくるので、2cm程度の幅で長細く切った紙(折り紙やコピー紙)を細かく切る練習をします。
慣れてきたら、紙工作ワークをすすめます。

通信教育のZ会年少コースがおすすめです。
絵本はぐりとぐらなど、次第に長い物語が読めるようになります。
また、チャイルド社のビッグサイエンスやフレーベル館のキンダーブックしぜんがおすすめです。
娘は"がっけんのかがくえほん"が好きですが幼稚園などで購読申込する必要があるので、メルカリで古本をまとめ買いしています。

月刊誌に興味はないけど購読必須という人々が世の中には結構いるので、きれいな状態で安く手に入ります。3~5月はよく出品されます。


4歳の学び

解説を見ながら折り紙を折る、子供向けのモノポリー、お金遊び、時計遊び、積み木活動、レゴクラシック、ダンボールを使った大きめの工作、絵の具でお絵描きなど。

年少になる4月に学研や公文のワークから七田式プリントAに移行します。
毎日、"かず、もじ、ちえ"を1枚ずつ取り組んでいくのですが、ちゃんと身につくようにプログラムされているので、基本的にはこれを最低限頑張るだけで小学校入学準備が完成します。
コスパ最強です。
幼児向けプリントはA〜Dの4段階。Dが小学校入学準備でA〜Cのおさらいになります。
1冊24日分、10冊がセットなので、240日分(+テスト1日)。
それが4セットあるので960日=2年7か月。トントンと進めば小学生向けの七田式プリントに進んだり、苦手なポイントを2周したり発達が追いついていなければ待ったり、他の準備が可能です。


Aが終わる頃にはひらがなが読めるようになるので、音読ワークを夜にでも取り組むと、七田式プリントが捗ります。
(ゃゅょ、っの読み方、文章で"は"を"わ"と読むことなどが学べる)
またこのプリントについてくる、今日の日付・曜日、勉強を始めた時間、朝起きた時間と、時計の針を書くページをスキャンしてコピーして毎日七田式プリントと合わせて取り組んでいます。自然と日付・曜日・時間の感覚がつくので非常におすすめです。

絵本は名作を攻めつつ、昔話に触れる機会を増やしていきます。チャイルド社の"みんなでよもう!日本昔話"がおすすめです。
絵本の他に、かがくのお話25がおすすめです。短編集なので隙間時間に読めます。
図鑑はプレneoよのなかの図鑑、ふしぎの図鑑、興味関心の高い分野の図鑑がおすすめです。娘は火山が好きなので地球系の図鑑を日英揃えています


アプリ学習で、Think!Think!とトドさんすうがおすすめです。
Think!Think!は思考力がつきます。まずは無料でも十分です。
トドさんすうは七田式プリントBに入ると計算が始まり躓きがちなので、計算の概念の理解を楽しく進められます。有料ですがたまにクーポンで大幅値下げがあるので、契約はそのタイミングがおすすめです。

どちらも10分程度で効果を感じられます。スクリーンタイムが気になる方でも始めやすいと思います。

トドさんすうに課金しているのでそちらの比重多めですが、七田式プリントAを始めた頃にご褒美としてThink!Think!を8分くらいやり、七田式プリントBに入った頃にトドさんすうに切り替えるのがよかったかなと振り返ってみて思います。

我が家はおうち英語もしているので、毎日トド英語もやっています。
間違いなく神アプリです。無料が良ければKhan Academy Kidsが良いと思います。

https://todoeigo.jp/jp/english


4歳のルーティーン

日によって前後しますが、今はこのようなスケジュールで平日を送っています。
●朝、起床〜保育園

●夜、帰宅〜就寝



現在4歳半なので一旦ここまで。
七田式プリントBの6に取り組んでいますが、ひらがなの書きがちょっと弱いので、発達を待つか、公文のひらがなワークを挟むかなど悩み中。

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