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「スター・ウォーズ」は結構ショボい・シスの復讐編

前回書いたようなスター・ウォーズのショボさは、21世紀まで掛かったエピソード1~3(ファントム・メナス、クローンの攻撃、シスの復讐)からも、いくらでも発見出来る。特撮技術は段違いにレベルが上がっても、変わらない演出力と構成力の問題というか。

前回『「スター・ウォーズ」は結構ショボい・新たなる希望編』
https://note.com/memo8/n/n4d6e09349541

さて今回は、エピソード1~3の完結編、エピソード3「シスの復讐」より。アナキン・スカイウーォカーは何故ダース・ベイダーになってしまったのかが遂に明かされるというこのシリーズの白眉。

と、ここまで書いて来ると、何か凄そうじゃん。ところがダメダメなんだよねえ、これが。いよいよ大詰め、若きパダワン、アナキン・スカイウォーカーと、その師たるオビ・ワン・ケノービの対決シーン、ショボさが象徴的に全開で。実際の映画だと丁度2時間(正確には1時間59分くらいのところ)なので、映像を見られる人は探しやすいと思うので、実際に見て欲しいんだが、これがさっぱり意味分からない。

台本風に再現してみる。

・マグマ渦巻く大河のようなところで、ライトセーバーで延々やり合う、アナキン・スカイウォーカーとオビ・ワン・ケノービ。
・オビ・ワン、バク転しながらジャンプ決めて、マグマ大河の川岸の高い位置へ飛び移る。
・オビ・ワン「ハイグラウンドを取ったぞ、おれの方が有利だ
・アナキン「(自信満々に)おれの力を舐め過ぎだ
・アナキン、思い切りジャンプ、つまり高い川岸にいるオビ・ワンよりさらに上を取って、攻撃を仕掛ける。オビ・ワンより遥かに高い位置だが、オビ・ワンも果敢に下から迎え撃つ
アナキン、あっさり、ちょちょ切られて瀕死

おれ「……あれえ? アナキンの方が高い位置なのに? 何で負けちゃうわけ? ミディクロリアン値が無駄に高いだけ?

アナキンさん、ひょっとして馬鹿なんですかね?

世間の皆さん 私は誰でしょうね
わたくしは珍奇男 通称珍奇男
わたくしを見たなら
お金を投げて欲しい
あわれなる珍奇男
皆さんあきれておられる

一応、ダース・ペイダーと、肺ガンナー・メモ8のダブルミーニングということで、よろしくお願いします。誠に二人とも珍奇であります。


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