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進展型小細胞肺がんの進攻/まだ目は醒めた編

進展型小細胞肺がんの進攻/まだ目は醒めた編

さて、1回目の抗がん剤と免疫チェックポイント阻害薬の投与で入院したのが11月27日(水)、退院したのは12月6日(金)とういのは、前々回に触れた。

前々回『進展型小細胞肺がんの進攻/書いてやるって編』
https://note.com/memo8/n/nd7b3ccbc2acf

前回『進展型小細胞肺がんの進攻/2回目投与ライブ編』
https://note.com/memo8/n/n121607cece40

1回目と2回目の間、何をやっていたかというと、自宅で大人しくしていただけなのだが、12月13日(金)が中間検査(?)という事で、通院して血液&尿検査とレントゲン検査だった。

退院した12月6日(金)に、投与前と投与後のレントゲンを見せられ、かなりよくなっている事は素人目にも分かっていた。真っ白でまるで存在しないかのようだった肺の右下葉が普通に映っている。中葉も冬の裏日本みたいだったのが、京都の雪景色くらいには復活していた。なので13日にはT先生に「益々よくなっている」と言われたのだが、もう何か前後の2枚を重ねてぴったり明かりに透かしでもしないと、おれには分からないくらいの感じにまでなっていて。

がん部分がピカピカに光って目検出来るPET-CT撮影まで行かなくも、造影剤入りの通常CT撮影でも、身体が輪切りで映って、当然がん部分も輪切りで映っているから、見た目一発なんだが。

と、ここまで回復していても、んじゃ、おれは治るんですかね? 端的に一番知りたいのは、ここなんだが、それが分かりませんなのがちょっとねえ。

要は確率論であって、新薬テセントリク、まったく効かない治験結果もあれば、かなり劇的に回復するデータもあって、じゃあ効いたからと言って完治まで行くのか、寛解レベルで止まるのか、もうこの当たりは〇年後生存率を導き出すほど治験のデータが溜まってないというのが推測出来るのよ(推測の主体はおれ)。信頼性は不明だが、2回目の投与で突如まったく効かなくなったなんてデータもネットで見つけたりした(笑)。

これから、身体は安静にするより動かした方がいいらしい。なので13日(金)の通院以降は、ぼちぼちウォーキングも再開した。タバコはすっぱり止めている。禁煙ではない、休煙だがね。これからの自分、どっちに転ぶか分からない状態の不安を自分のモノとして生きていく(あるいは死んでいく)必要があると。

これって結構厳しい。



全部てめーでまいた種
おかわり楽しめ
全部どっかでみた世界
続行続行
でまだ目はさめた
痛いめにあったと
よく見ろ何だよ
夢よりも痛そーだ
一体ここはどっちだ
てめーどっちだ何か言ってみ
頭の中か頭の外
まーどっちでもいーか

やっぱり、これって結構厳しい。

進展型小細胞肺がんの進攻/コオロギ編
https://note.com/memo8/n/n9f726650c8b4



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