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進展型小細胞肺がんの進攻/中央線編

というわけで、11月27日(水)にT医大に入院した。初日は何かの間違いで一人部屋。

前回『進展型小細胞肺がんの進攻/免疫チェックポイント阻害薬の夜明け』
https://note.com/memo8/n/n0b533f39b56e

前々回『進展型小細胞肺がんの進攻・その3』
https://note.com/memo8/n/n4d8c882f7ee2

入院してどうしたこうした話の前に、仕事の話。

入院日時を調整したのは、11月22日の金曜日で、担当T先生の指示は、25日(月)-27日(水)のどこかで入院して欲しいという事だったんだが、既にその段階で25日(月)の入院は時間的に間に合わなかった(らしい)。つまり、入院は26日(火)か27日(水)のどちらかという調整だったのだ。ならば、11月25日の月曜日は出社となる。考えてみると、この日が人生ラスト出社かも状態。2度とこうやって、普通にラッシュに揺られて通勤する事など、ないかもしれん。

ああ中央線よ空を飛んで
あの子の胸に突き刺され

友部正人「一本道」
https://www.youtube.com/watch?v=XoejFRSY-RY



職場のコアな偉い人(複数名)には、抗がん剤治療に入る為、来月からの契約続行不可能、この日で11月ラスト出社という事は伝わっていた為、スムースに貸与PCやら入館証やらを返却して引き出し整理して机の上を拭いて、それでは皆さんようなら(事情を知らないメンバーポカン)。やや早退でさっさと帰してもらって、結構しんみりしてしまった。パッケージソフトのカスタマイズという、あまり慣れない仕事だったんだが、残業がキツくないのと、周りの人に恵まれたのとで、快適だった。ありがとうP社様。今時の人事系パッケージを初めて経験できたというのもある。

で、27日の入院日だが、実はこの日が一番キツかった。この日は血液検査とレントゲンだけで、抗がん剤治療は翌日から開始ということだったんだが、日々悪化していく体調、特にこの日の状態で放っておくと、ホントにすぐ死んじゃいそうだ、おれ。

ああ中央線よ空を飛んで
あの子の胸に突き刺され

免疫チェックポイント阻害薬とか抗がん剤とかと関係ない話になってるが。

次回『進展型小細胞肺がんの進攻/エンターテインメント編』
https://note.com/memo8/n/n32e06b0d9ade





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