【スタジアムへ行こう!】浦和レッズ選手紹介2023
開幕を控えてツイッターでのポエム執筆が止まらない。私の熱心な布教活動が功を奏して、今年は現時点で既に3人、ご新規様をスタジアムへ招待する予定。
ということでその方達へ届くように2023選手紹介を書きましたっ
5/18 追記:
祝!ACL優勝!
いや〜開幕2連戦した時はどうなることかと思いましたが、アジアチャンピオンになれて幸せです。。リーグとCWCタイトルも取って、トレブルしちゃいましょう。
新たにホセ・カンテと早川隼平を追加しました。
2/19 追記:
初戦は負けてしまったけど、予想外にたくさんの人に読んでいただき嬉しい限りです。小ネタしか書けない私に代わり、選手の戦術的特徴やプレースタイルをURWRDS(@URWRDS)さんが書いてくれました!ありがとうございます!
--以降のコメントはURWRDSさんのものです!
1番 西川周作
「笑顔の守護神」勝っても負けても笑っているのでたまに怖い時がある。去年のACL準決勝のPKストップでは、神が降りる瞬間をスタジアムで初めて目撃した。
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2023年6月で37歳ながら、新コーチの理論を取り入れさらに守備範囲が広がる努力の人。GKからのフィードがそのまま攻撃につながるパントキックの精度も必見。
2番 酒井宏樹
顔が優しいので忘れがちだが、強烈なマルセイユサポーターと対峙してきただけあり、発言が歴戦の猛者のそれ。キャプテンコメントも激アツだった。悲しい時は「酒井宏樹 笑顔」で検索すると癒される。
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笑顔の裏で、世界の強豪たちを抑え込んだタフネスと技術、さらにACL準決勝で見せた「あきらめない能力」は、歴代日本代表サイドバックの中でも秀逸。
3番 伊藤敦樹
純粋培養の浦和っ子で応援したくなる選手。攻撃的なプレーと笑顔のギャップがかわいい。私の心の弟なので2年連続でユニフォームは彼。移籍するなら5大リーグに…
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3季目ながら、岩尾とのコンビがもはや浦和の屋台骨となる安定感を身に着けた。守備の安定感に加え、昨年から向上させているゴールへの意識は、スコルジャ監督の指向する攻撃力を備えた「8番」タイプに成長できるか
4番 岩波拓也
中東移籍するかと思いきや色々あって戻ってきた。在籍もチーム内では2、3番目に長くなり外国人選手とも楽しく話せる選手なので、この先も浦和にずっといた方がいいよ〜
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加入した2018年より、着実に進化し続ける28歳。センターバックは、負傷からの復活、新加入もあり競争が激しいが、過去2年間ほぼ不動のスタメンとして培ったシュートブロックやカバー能力は疑いがない。
5番 マリウス・ホイブラーテン
新加入でどんな性格かはまだわからないけどイケメン。「マイネームイズマリウス↗︎アイムフロムノルウェー↗︎」とちょっと語尾が上がり調子なのが個人的胸キュンポイント。ベルばらでいうとフェルゼン
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ノルウェー各年代の代表歴、CL予選、EL出場経験など、国際試合で積み上げた経験は浦和にさらなる落ち着きをもたらすはず。守備能力だけでなく、攻撃の起点となるパスの精度も高く、ショルツとのコンビはJ屈指の「北欧の壁」となる。
6番 馬渡和彰
同じクラブに1年以上いることが稀らしいので、今年いてくれるか心配だったけど良かった。言語化が難しいけどTHEサイドバックっぽい選手な気がする。去年のホーム湘南戦のゴールは痺れたぜ
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様々な監督の元で吸収したサイドバック像は、スコルジャ監督が求める内容も体現できる積み上げとなっている。4バックの一翼を担うが、どちらかと言えば攻撃的で、視野の広さやパスワークのうまさなど見どころは多い。また、サイドに追い込まれても狭いエリアを抜け出す能力も特筆。
両足の高精度なキックはクロスだけでなくシュートも強烈で、プレースキッカーも担当するなど、語るところが多い。
8番 小泉佳穂
「かわいい〜育ちが良さそう〜by母 」「アイドルみたい!by叔母」「サイコパスby大久保智明」
個人的には今年はキレのあるボール捌きを期待したいと思います
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前監督2季で中心を任されたが、新監督の要求にもフィットしそう、という自身のコメントもあり、期待。両足での球さばき、囲まれても抜け出すコース取りのセンス、実はタフな体力、など今季も楽しませてくれそう。あとはゴールへの意欲!
9番 ブライアン・リンセン
オランダ兄弟の兄。去年のYouTube企画で、シュート対決にガチになっていたのがストライカーっぽくて良かった。浦和の中でヤクルト1000のような存在になってほしい。
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FW不足と言われた編成で、最後のピースとして呼ばれた「ザ・FW」。親善試合で負傷という運の無さも昨年で厄払いが終わったと考えたい。まだ実力を誰も見たことがないが、オランダ時代の実績から期待せずにはいられない。
10番 ダヴィド・モーベルグ
サッカーが上手くてお茶目でかわいい。インタビューでは知的さが垣間見える。異国の地でも着々とタトゥーを増やしてるし、奥さんも日本を楽しんでくれてるし、いやーかっこいい夫婦ですよ。(何の話)
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EL、CLでも活躍した実績を見るまでもなく、デビュー戦で一目で浦和サポのハートを掴んだキレのあるドリブルと突破能力は必見。しかも、実直に守備にも顔を出し納豆も好き、という日本人的な面もある。ウィンガーが多い浦和の中でも筆頭。
11番 ホセ・カンテ
待ち望んでいた長身FW。味方選手がゴール決めたら真っ先に(いや、テックさんの次に)祝福にいく良い人。記念すべき初ゴールはオフサイドとなってしまったので、早く彼の本当のゴールが観たい。そしてそれ以降ゴールを量産してほしい。
12番 鈴木彩艶
試合で観たい。試合で観たい。試合で観たい。 浦和の希望であり無人島に連れて行きたい男ナンバーワンでもある。松尾以外のみんなから「ざいおん」と下の名前で呼ばれている
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リーグ戦では西川の存在も大きく出番は少ないが、U23アジアカップでの活躍、E-1選手権では代表として出場、など国際経験が豊富。西川があの歳で成長するなど、なかなか崩せない大きな壁がある浦和で、その壁を崩したときは彩艶時代の始まりとなるはず。
13番 犬飼智也
西大伍に続く独身貴族枠。去年早々に怪我をしてしまったので、プレーもキャラもまだよく分からない。でも良い人そう。今年もヘディングを決めて欲しい。YouTubeで、「なんか好きが一番好きでしょ」と言う名言を残したが、彼女はいないらしい。好き勝手書いていたら、4月に犬飼選手のご結婚が発表されました!おめでとうございます!
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浦和レッズが熱望して来てくれた選手。西野TDのDF像にも合致。自身も浦和のプレースタイルに魅力を感じていたことから、相思相愛。最終ラインからの持ち上がりもうまく、DFラインから攻撃を始める、という方向性にも貢献する実力。
14番 関根貴大
関根選手は存在が「浦和レッズ」なので背負いすぎないで自由にプレーしてもらえると良いなと思う。同い年なので、もう27歳!?あ、私もそうや…と定期的にエモくなる。
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元々定評のある縦への突破力も、足の慢性的な症状でなかなか花開かないイメージだった。しかし、2022年10月に右足関節遊離体の手術を実施、まだ感覚は戻らないと言うが、今季はだんだんフィットしてくれるはず。
15番 明本考浩
とにかく走る、気持ちの見えるプレースタイルが好きです。心の弟その2。去年レッド貰った時に彼を擁護するツイートしたら他クラブのサポーターから誹謗中傷リプをいただいた。シーズンが始まったら黒髪になっていた!!
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試合中にFWからDFに移動することもしばしば。GK以外、全てのポジションを実戦でこなしてしまう器用さと、試合中何人いるんだ?というくらいあちこちに顔を出すスタミナ。今季はこのマルチな性能より、左サイドバックとして期待をされている様子。常にフィールドにいて欲しいプレーヤー。
16番 牲川歩見
大雨のACL GS以来あまり出場機会がなかったので、フランクフルト戦でスタメンで出たときは嬉しかった。手足が長いからなんか凄く背が高く見える。そして実際高い(195cm)
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そもそも浦和の2番手以降のGKにとって公式戦出場はかなりハード。しかし、練習が仕事とも言われるポジションで、驚かれるほど成長を遂げたポテンシャルは一度見てみたい。
17番 アレックス・シャルク
オランダ兄弟の弟。オランダメディアへのインタビューと言い、最近のYouTubeの岩波へのコメントと言い、べらぼうに性格が良いと感じる。ゴール裏のハートを射抜くほど可愛い娘がいる。
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自身を背番号9.5の選手、というFWとアタッカーの成分がミックスされた「前目ならどこでも」のスペックを持つ。ハードワークも厭わないプレースタイルは、今季の浦和には欠かせないピース。ピッチでの躍動が見たい。
18番 髙橋利樹
通称カルロス。親の代からのレッズサポ。敦樹の時も思ったけど、応援しているチームに自分の息子が加入した時のご両親の気持ちはどんな感じだろう、想像しただけで胸が熱くなる
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3年間のJ2熊本で9、8、14得点、としっかりと実績を積んだ「浦和っ子」。高校2年時にはU-17日本代表。中学2年まではボランチで、普通だんだんポジションを下げる選手が多い中、FWへとポジションを上げた攻撃センス。ハードワーク、献身性は間違いなく今季の浦和向き。ボールを持ってない時の巧みな動きも見どころ。
19番 岩尾憲
通称:岩尾課長。しごでき。試合前のアップ時、CK練習をしようとしている選手にコーチより早く気づきボールを出す。一般企業でも間違いなくリーダーポジションになる人だと思う
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多少遠慮も見えた加入当初からは想像もできない、堅実で献身的なプレーはまさに「浦和の中心」。研究と練習の姿勢もあり、ピッチ上の読み・危機察知能力の強さとあわせ、ピッチ上の監督として試合をコントロール。
20番 知念哲矢
「ちばりよ〜」の人。自身のミスからの失点し、次の試合でそれを挽回する得点をしたところに気持ちを感じた。その裏にはショレのサポートが...気になる人はググってね
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岩波、ショルツ、の不動のスタメン、怪我から復帰の犬飼、実力派イケメンのホイブラーテンがいるかなり大変な職場。しかし、それほど高くない身長ながら空中戦に強く、局面を一変させる鋭い縦パスもあり、試合に絡んで欲しい逸材。
21番 大久保智明
YouTubeインタビューでの発言が完全にカースト上位の陽キャ。陰キャの私はなぜか画面越しで萎縮していた。去年も素晴らしかったが、今年はチャントができるレベルの活躍希望。
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先発も増え、試合貢献度もますます増えたものの、自身の課題として「得点への関与」を感じて、さらにレベルアップが期待できる若手。トップ下、左右ウィングと前目ならどこでも自分のエリアにしてしまうセンスも見逃せない。
22番 柴戸海
去年「(レッズの選手で付き合うなら)キャスパー。外国人と付き合ってみたいから」と言っていた。22番だしマジで応援してます!柴戸ターンを見せて欲しい
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ポジションを取り切れない中、より攻撃的な面をしっかり磨いた昨年は無駄ではない。守備範囲の広さと相手の動きの読みは秀逸で、ピッチ上の危険の芽をしっかり刈り取れる職人。ハイプレスにもしっかり対応できるはず。
25番 安居海渡
去年は短い出場時間でも上手さを見せていた。試合に出れば出るほど活躍してくれそう。落ち着きがあって、佇まいも頼れそう、怒ったりしなそう(?)
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武南JYから浦和学院を経て流通経済大、というある意味エリートコース。卒業後は複数チームで争奪戦となり、浦和が獲得。ボール奪取力とその後の展開力は申し分なく、スタメンを脅かすこともありそう。
26番 荻原拓也
泣き虫オギが大人になって帰ってきた!スタジアムで観るのがめちゃめちゃ楽しみな選手の1人。パツキンを興梠にいじられていた
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JYから浦和育ち、18年にトップ昇格も、20年夏から新潟、京都に期限付き移籍で武者修行。2年半の実戦経験を引っ提げて、左右サイドバックができる貴重なパーツとして貢献が期待される。
27番 松崎快
昨シーズンのファーストゴールは彼!最近更新していないけど、実はnoteで記事を書いていて、文章力がめちゃ高い。 最新記事のタイトルは「理想と現実のギャップにどう折り合いをつけるか」
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サッカーIQの高さというベースがありながら、今一つはじけきれなかったこれまで。J2水戸時代にはドリブル突破の推進力に定評があっただけに、メンタル面での覚醒だけでも実力を発揮しそう。
28番 アレクサンダー・ショルツ
太宰・三島を愛読し、オフには盆栽村で日本文化を学び、在籍1年半で日本人選手と共に沖縄弁講座にも参加するインテリジェンスな選手。ショルツのことを嫌いなレッズサポはいないと断言しちゃう。「ショレと会話した上で、その人に合った本とか音楽とかアートを紹介してくれるサービス」クラファンのリターンで用意してほしい。
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なんで日本に、さらに浦和に、という欧州での実績を持つ超頼りになるDF。2020-21シーズンのデンマーク1部リーグでのMVPは本物の実力の証。酒井とショルツの君臨するエリアを破れるチームは国内には無いのでは?という安定感。
守備だけでなく、ここぞという時のするすると持ち上がるプレーから、これまで幾度の得点チャンスが生まれてきた。
29番 堀内陽太
初々しい学ラン姿で浦和界隈をざわつかせた。おとなしそうな見た目に似合わずプレースタイルはガツガツ系・ファイターらしい。観たい!!
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両親共にレッズサポ、という「浦和レッズサラブレッド」。新人ではあるが、ピッチに上がれば遠慮のないふるまいもできるメンタルを持つ。激しい寄せと味方を鼓舞するスタイルは案外早くピッチで見られるかも。
30番 興梠慎三
浦和を優勝に導く男。昔イベントで握手してもらったことある。私はローストチキンコオロギのチキンを食べながらビール飲んで過去の勝ち試合を観る休日が好きです。
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アクロバティックな体制でもフィフティフィフティの球を自分のものにするテクニック変態。それが故なのか、案外簡単なシュートを外すこともある。とはいえ、札幌に時限移籍するまでの数年間での安定感は間違いなく今季の浦和の武器になる。
31番 吉田舜
入団会見の時から既に独特な雰囲気を感じた。平野とどんな会話をするのか気になる。浦和サブカル部があればこの2人は間違いなく入部していると思う。
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壁が高くて厚いと分かって加入した4人目のGK。埼玉県熊谷出身ながら、前橋育英高、法政大、群馬、大分を経て12年ぶりの帰郷。GKらしからぬ足技の確かさとフィード力は他のGKの安定を脅かすポテンシャルがありそう。
35番 早川隼平
彗星の如く現れた17歳。ある日いきなりベンチに入ったと思ったら、あれよあれよという間にサウジアラビア(ACL)でプレーしていた。
ユースウォッチャーの皆様の間では有名だったみたいですね。ルヴァン湘南戦で彼の初ゴールを見られたのが自慢です。
40番 平野佑一
喋れる、踊れる。描ける&英語ペラペラ。国士舘大学時代は「個性派軍団をまとめ上げるキャプテン」だったらしい。彼自身が個性派筆頭の気がするけど、他メンバーはどれだけ癖が強かったのだろうか
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J2で頑張れば浦和に来られるぞ!の道筋を体現した初年度だったが、昨季は怪我の影響もあり出場は少な目。しかし、ハードワークを大前提にクレバーなチラシも素晴らしく、攻撃的なボランチ像が必要なタイミングでは必ず力になってくれる。
66番 大畑歩夢
冷静沈着、ポーカーフェイス。酒井、ショルツ、岩波と経験豊富なDF陣に混じって淡々とミスなく左サイドポジションを守り続けた末恐ろしい21歳。昨年の44から背番号が22増えた。来年は88になっていることだろう。
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ピッチに入ると年齢不詳な落ち着きのある球さばきを堪能できる。鳥栖時代は走力・推進力も評価されており、無駄走りのシーンが多発するハイプレスでも疲れ知らずに飄々とプレーしてくれるはず。
監督 マチェイ・スコルジャ
「目は口ほどに物を言う」とはよく言ったものです。選手より背が高い、オーラすごい、口を開けば知将の香り。クラブのSNSに掲載される度に母国サポーターから応援コメントが来る監督なんて今までいただろうか。今後が楽しみ
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選手生活は2シーズン。その後すぐに指導者に進んだ「指導者のベテラン」。母国ポーランドで6チームを率い、リーグ戦4度、カップ戦3度のタイトルを獲得。2012年はサウジのアル・イテファク、2018年からの2年間はUAEのU-23代表監督も。ACLを戦いたい浦和にはその面でも期待がある。
観察を良く行い、冷静な感情でしっかりとチームを作る「知将」タイプか。実際就任を打診されてから浦和の試合映像をたくさん見た、という情報もある。また、前のリカルド監督の目指していた方向を全否定せずに、自分の考えを足していく方向は、しっかりと積み上げた成果を無駄にしないやり方。継続性に難があるとされた浦和にとって、良い経験値をもたらせてくれるに違いない。
番外編:土田SD、西野TD、戸苅フットボール本部長
池井戸潤さんが小説「赤いダイヤモンド」を書いたら間違いなくメインキャストになる方々。いつもありがとうございます。
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メインスポンサー筋から社長が降りてくるタイプのクラブ運営をする浦和の欠点は、責任を取るべき人がころころ変わるところ。トップが是正をできない体制が続く中で、継続性を前面に出して運営改革に乗り出した面々。簡単ではないと予想するが、そもそもその考え方で進めようという気概は素直に評価したい。
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