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我が家にやってきた、南部鉄器のツバメ
ついに。ついに。
ずっっっっと憧れていた「南部鉄器の鉄瓶」を買いました。
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見て、この全方位の美しさを。
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万年鉄分不足の私は、以前から鉄瓶に興味があって。
合羽橋やネットでウィンドウショッピングを楽しんでは、その値段にひよったり「デザインが渋くて(そこがいいところなんだけど)、明らかに家で浮くよなぁ」など悩んだりしていた。
そこで、たまたま出会ったのがこの鉄瓶。
もう一度フォルムを見てほしいのだけど、その名も「スワローポット」。
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伸びやかな取手に、蓋の持ち手だけが木製というアクセント、無駄のないデザインにまさに一目惚れ。
そのストーリーまで美しい
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しかも、このいかにも現代的なミニマルデザインは製造元である「及富」さんの6代目が昭和後期にデザインしたものだというから驚き。
この鉄瓶が発表された時代には、まだ南部鉄器は伝統的なスタイルが主流でもあり、お客様からなかなか受け入れてもらうことができずに廃番になりました。
それから30年を超える歳月を経て、生活様式が変化した今だからこそ評価されるのではないかと2020年にtwitterでスワローポットを紹介したところ時代を超える名作として大反響を呼び、復刻生産に至りました。
商品説明を見て、この鉄瓶のもつ背景にまで惚れ込んでしまい。
「ええい!そろそろボーナス入るはずだから!」と勢いのポチ。スッと飲み込まれるように注文完了画面に辿り着きました。
鉄瓶で始まる朝
最近、ようやく「朝」を楽しみはじめていて。
これまでより1時間半早く起きて、1日のうちでもっともゆったりした時間を自分のために使う。
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白湯を飲んで、バナナ食べて、サプリを飲んで……そんなお決まりの朝に加わった「スワローポット」。
鉄分不足の諸症状出まくり人間にとってはお守りのようなアイテムでもある。
鉄瓶でお湯を沸かすと、身体に吸収されやすい鉄(二価鉄)が溶出され、鉄分補給の一助に。
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スワローポットの容量は0.6Lで、だいたい7分目あたりのところまで入れて中火で6分程度で沸騰。
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白湯用と、朝緑茶マグカップ一杯ぴったりくらいの量。
スワローポットは「鉄瓶兼急須」なので茶漉しも付いているのが素敵。茶葉を入れて急須としても使えるものの、私は鉄瓶専用で使っていく予定。(将来的なお手入れをラクにするため、という理由が大きい)
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鉄瓶と鉄急須
そういえば、私も鉄瓶選び初心者の頃は迷ったのだけど、「鉄分補給にも役立てたい」と思うならば「鉄瓶」と書いてあるものを選ぼう。
「鉄急須」のみの表記の場合、通常の急須同様にお茶を淹れる道具であってお湯を沸かす道具ではない。
鉄分の溶出があるかという観点だと、鉄瓶か鉄急須か、というよりも内側が「ホーロー加工」されているかどうかがポイント。加工されている場合は、鉄分は溶出しませぬ。
スワローポットは、ホーロー加工なし、酸化皮膜加工(素焼き)された、伝統的な鉄瓶です。
いいものを、長く使う
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注ぎ口が短めなデザインであるところもお気に入り。
いつもの急須を使うときも、注ぎ口がロングのものだと洗いづらい範囲の汚れがどうしても気になってしまっていたので。(ちなみに鉄瓶はスポンジなどで洗うのはNG)
届いてすぐに、お湯を2-3回沸かしては捨て、そのあとに空焚き。さっそく使い始めから手のかかる子だ。そこがいい。
手入れ方法もすべて付属の説明書にあるので私のような初心者も安心。
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今日は最近お迎えした鉄瓶の紹介(自慢)でした。
ぜひ、鉄瓶仲間になりましょう。
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