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夢の痕

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重かった 痛かった

けど、このまま首を絞めて
ぼくのこと さっさと 殺してよ
って思ってしまった

夢の痕の話。

本当の感情が見つからないごめんねは
この残響のなかで、独り泳いでる

間に立ちはだかっている、大きな鉄の板を、きみが融かしていく、それは幻想で、戯言で、ただの夢だったけど、まだ知りたくない温度だったのかもしれないと考え出して

酔いも夢もこころも さめていく

きもちわるい

ぼくの中の悪魔を、きみの手で、殺して欲しかったんだよ、その汚れた手で

おはよう

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