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フリーググール

たまにどうでもいい事が気になったりする。

そうやって調べると一旦溜飲が下がるのだが、いかんせんどうでもいい事。すぐに忘れて同じ様な事を何度もググっていたりする。

フリースタイルは昨今のブームで周知の方も多いと思うがほぼ即興でラップをする事。
中には、トップオブザヘッド...読んで字のごとく、頭に浮かんだ完全即興のプレイスタイルも存在する。

フリーググールとは

察してその絶望的なネーミングセンスにゾッとしている方も多いとは思うが、

即興でふと頭に思い浮かんだどうでもいい言葉をググるという、何の技術も、何の見せ場も無い、暇つぶしの墓場の様な行為である。

この記事は通勤通学の電車等で、脱糞しそうな程、暇な人に推奨する。
というかむしろそんな人は次の駅で電車を降りて、トイレに駆け込んで頂きたい。

繰り返すがこの記事は本当に即興で書いている為、検索内容に他意はない。

それでは始めたいと思う。

DJ 宮地の脳ミソ かませ!ドゥクドゥクドゥク

ちんぱら 由来

まさかの最初に頭に浮かんだのはアカペラグループ「チン☆パラ」の名。
昔から、卑猥で強引さを感じるなと感じていたのだが、まさか一発目にカットインして来るとは思わなかった。

天下のwikipedia様が検索トップに出てくるが、そこには特に由来は出てこない。

ただ気になったのは

・2000年4月に埼玉大学アカペラサークル「チョコレッツ」に入団。5月に母体バンド「箸」を結成。後に「チン☆パラ」に改名。息が合わず8月には自然消滅するが12月末日には、メンバーは「チン☆パラ」への思いが捨てきれず再結成。

「箸」も非常に気になるのだが、

「チン☆パラ」に改名。息が合わず8月には自然消滅するが12月末日には、メンバーは「チン☆パラ」への思いが捨てきれず再結成。

ここの"ちんぱら二段階右折"に完全にやられた。息が合わないちんぱら、しかしちんぱらへの思いが捨てきれない感じ、全然違う意味のはずなのに何か「分かるわ~」と共感してしまった自分がいる。

この年表も、
"夏のたった一夜の過ち、そして実は互いに気にかけたまま、冬に本当の気持ちに気付く"感があり非常に良い。

他のサイトも調べてみると、ちゃんと由来が出て来るのかもしれないが...
これは早々に危ない。
このままでは、ちんぱら沼で一夜を明かすことになりそうだ。
今回は完全即興、いわばNO装備。
日が暮れる前にちんぱら沼を離れようと思う。

包丁研ぎ おすすめ

前項の危ない何かを断ち切りたかったのか、無意識下に調べてしまっていたのがこれ。

切れ味の悪い包丁の島と化した自宅の包丁を一掃して新しくそろえるか、それとも研いでみるかと悩んでいた気持ちが「今回するべき調べものってそういう事じゃ無くない?」という検索に向かわせてしまったのだと思う。

https://my-best.com/956

個人的にはこのサイトが見やすかった。

まあ本来の"ふと頭に思い浮かんだどうでもいい疑問をググる"という趣旨からは外れてしまったが、良い箸休めになったのでは無いだ...

ん...?箸...どこかで...

ここもいやな感じがする。すぐに離れたほうがよさそうだ。

宮崎駿 息子

同タイミングで友人と「ジブリを映画館に観に行きたい」という話をしていたら気になって検索していた。こちらもwikipedia先生から

宮﨑 吾朗
そうそう、確かゴローさん。

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何故wikipediaはちょいちょい嫌がらせの様な写真が掲載されているのだろう。

実は結構凄い人で、

大学卒業後はランドスケープコンサルタントの株式会社森緑地設計事務所に入社し、建設コンサルタント・環境デザイナーとして公園緑地や都市緑化などの計画・設計に従事した。当時の会社は若くめちゃめちゃだったため、これを何とかしようとしていたら2-3年で仕事をほぼ一人前にこなせるようになったという。

この経験を活かし、「三鷹の森ジブリ美術館」を3年がかりで開館までもっていったという実力者。

しかし流石のジブリ。

駿の提案に対して吾朗が法律上の問題点を指摘すると、駿は「なんでそんな法律があるんだ!」[4]と食ってかかるなど、駿との間で議論が絶えなかった。
[4] 週刊文春 2011, p. 132.

確かに、ナウシカやラピュタの世界に建築基準法があるとは到底思えない。

ここまでの功績があったにもかかわらず、アニメーターの側へと。
周りの叱咤激励もあり、ジブリ美術館の館長を辞めてまで作り上げた「ゲド戦記」は未だにファンの間では激しく賛否が分かれるが、(否強し)

多忙な駿は自宅に帰らないことも多く、一時は宮崎アニメを観ることが父親との唯一のコミュニケーションになっていた。
「ファンなんですよ、父親の。... だから『別のアニメーションスタジオに行って映画監督をやってくれ』と言われて『はい』と答える動機が持てるかというと怪しい」

この想い自体が個人的にはグッときた。

それでも、友人と観に行くジブリ作品の候補からゲド戦記は外れてしまったのだが...

ゴローーーーーーーーーーー!!!!!!!

当意即妙

ようやく本来の趣旨に戻ってきた感。

何故か前項の最後に叫び声をあげた瞬間、脳内でHUSKING BEEというバンドのこの曲が流れた。

歌詞には当意即妙な超短波というワンフレーズが出て来る。

そこで気になって知らべてみると

とうい-そくみょう【当意即妙】 即座に、場に適かなった機転を利かせること。 気が利いていること。 また、そのさま。

これは偶然にも今回の記事の趣旨にピッタリでは無いか!

「新利の風」を今回の主題歌に任命したいと思う(偉そう)。

人品骨柄

じんぴんこつがら【人品骨柄】 人柄や品性など、その人から受ける印象のこと。人相や風体から判断できる性格や風格などをいう。
「人品」は、品性や気品のこと。「骨柄」は、体格や人相から想像する人柄のこと。

字面で言いたい事分かるけど、使う機会少な過ぎてイマイチ「?」な四字熟語結構あるよね?

しかし、音としても良いこの言葉。
文章を書く際に、さり気なく使えると素敵だなと思う。

"彼女の品のある雰囲気や姿から、高貴な人だとすぐに分かった。"

"彼女の人品骨柄卑しからず、高貴な人だとすぐに分かった。"

同じ内容でも全然雰囲気が違うぜ!(頭のよくない人間ほど無駄に難しい言葉を使いたがる)

溌剌

はつ‐らつ【×溌×剌/×溌×溂/×蹳×剌】
[ト・タル][文][形動タリ]
1 生き生きとして元気のよいさま。「―とした声」「生気―たる若者」
2 魚が飛び跳ねるさま。
「御贄 (みにへ) の錦鱗徒らに湖水の浪に―たり」〈太平記・九〉

普段使っているのに、突如漢字として眼前に現れた時、脳が変な感じにテンパって検索していた。

いや、"はつ"は分かるけどよー..."らつ"オメーよー!!

「元気溌剌!」って出されてもオロナミンCにはいかんやろてー。魔除け、ないしは呪文やろてー。

となったが、そもそも漢字全然ダメ男の自分は、それすらもただの強がりにしか過ぎなかった。

みんなでひらがなのくににすみましょう。わたしのつくったわたあめをめしあがれ。

書いていて気付いたが、安直に漢字まみれにしたり、カタカナだけで書かれた文面より、ひらがなだけの方が狂気を感じる。

見せかけでは無い本当の狂気を...

すし詰め

すし‐づめ【×鮨詰(め)】すしを折箱などに詰めるように、多くの人や物がすきまなく入っていること。「鮨詰めの電車」「鮨詰め学級」

勿論言葉としては認識していてもふと思い浮かんだのだから仕方ない。

というよりも「鮨」の認識について興味が湧いた。

そこは流石のインターネット。こちらも便利なYahoo!知恵袋御大。
流石の痒いところに手が届く。

満員電車を「すし詰め状態」とか例えたりしますが、この「すし」とは、

*江戸前握り寿司のことでしょうか
*上方流箱寿司のこと、でしょうか

これこれ!!知りたかったのこれ!!

ベストアンサーに選ばれた回答
sor********さん

検索したところ、明治以前は寿司は店で食べるのではなく
持ち帰ることが多く、重箱などにきっちり詰めたので、
ぎゅうぎゅう詰めのことを「すし詰め」と言うようになったようです。
関東でも握り寿司が登場するまでは押し寿司が主流であったことや、
関西でも寿司を持ち帰る習慣はあったことを考えると、
「すし詰め」の「すし」は江戸前握り寿司、上方流箱寿司の両方を
言うのではないでしょうか。

ふむふむ。握り寿司の歴史は意外と若く、それまでは押し寿司がメインというのは聞いた事があったが、なるほど。

コンプレイン

最後に思いついたのはこれ。

確かLimp Bizkitの歌詞にあったよなーと思い検索してみると。

英語の綴りは「complain」。「苦情を言う」「不平を言う」などの意味。特に、ホテル業界などにおいて顧客からの不満や苦情のことを指す。

ほうほう。更に探ってみると興味深い記事にたどり着いた。

「クレーム」と「コンプレイン」の違い

日本では広義の意味で両方を「クレーム」と表現していますが、本来、クレームは法に抵触している問題のことであり、コンプレインはお客さまの感情的な主張をさします。

クレームに対しては、お客さまが被った不利益や損害について企業は迅速に対応する責任があります。コンプレインに対しては、企業に問題がなくても感情的になったお客さまに誠実に対応するカウンセリング的テクニックが必要になります。

これは面白い!

そう考えると今の日本でよく見聞きする「クレーム」の殆どは「コンプレイン」でクレーマーでは無くコンプレイナーなのでは無いだろうか。

しかしコンプレイナーの方が響きがかっこいいので、クレイマーのままで良いか。

というか不条理な苦情入れてくる奴は、文句たれ蔵とかで良いよ。


と、こんな感じで普段検索しては忘れる、ところてんの様なくだらない調べものも、記録に残してみたり、その調べ物自体を再考してみると、更に面白い発見に繋がるかもしれないフリーググール
友達と暇な時に検索した内容を伝えあうなど、是非皆さんも試してみてはいかがだろうか。

楽しかったのでまた記事にするかもしれない。
この記事へのクレームは受けつけますが、くれぐれもコンプレインは勘弁してください。

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