2020年センター世界史B 問題分析

 今年のセンター世界史Bについて、各設問ごとに1行ずつ解説を試みました。まず、センター試験の問題を解き、自己採点をしたら、各設問と1行解説を照らし合わせて知識の整理をしましょう。次に、用語集や教科書の巻末の索引を使って、知らなかった重要事項を確認しよう。そして、もう一度センターの問題を眺めてみてください。出題の意図が見えてくるはずです。一見、難問に思えた設問も、ウェストファリア条約ユトレヒト条約ウィーン議定書といった重要な国際条約の内容を理解しているだけで解答が浮かびあがってきます。東西交流の文化史の知識が頻繁に解答根拠となっているのも、世界史という科目の存在意義を考えたとき、教育上の配慮を感じさせます。センター試験の出題としては最後となる2020年センター世界史Bの本試験も良問ぞろいでした。センターの復習をきちんとした後で、志望校の赤本に取り組みましょう。

第1問

問1 ① 1929年のラテラノ条約ヴァチカン市国は独立した

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2020年センター世界史B 問題分析

諸岡浩太郎

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大分上野丘高校、宮崎大宮高校を経て、慶應義塾大学法学部卒業。元代々木ゼミナール世界史講師。福島原発事故と沖縄基地問題に関心があります。ヴァンナチュール(自然派ワイン)とラーメンが好き。時事問題、国際情勢、各国の郷土料理に興味のある方はぜひ。世界史の講義を中心に書いていきます。

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