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蜘蛛事件

「ぎゃっー!!!!!」

突然響き渡る長女の叫び声。
今からサツマイモを焼き芋にしようと企んでいたわたしは面食らった。キッチンから叫ぶ。
「どうしたの!!?」
しかし娘はそれどころではない。ひたすら泣きじゃくり妻に必死にしがみついている。次女は近くにいたが事情を呑み込めていない様子。妻に尋ねると長女が遊んでいると蜘蛛が見えたらしい。

虫嫌いの長女なので、一体どれくらいの大きさの蜘蛛で叫び声をあげたかがわからず、慎重にものすごく小さいものでも見逃さないように探す。

すると、いた。それはもう、一目でわかるくらい。おもちゃ箱の陰で一見わからなかったけど、それは恐ろしいほどの存在感で、そこにいた。
「うわーーーー」
思わず叫ぶわたし。まさかこんなに大きいものだとは思っていなかった。そう、アシダカグモ。わたしの手のひらくらいはあるのではないかという大きさ。半分パニックになりながらも、ごみ箱で捕獲。そのまま娘たちと突然のお散歩に出かけながら、家からかなり離れた場所まで行きさようなら。娘たちと「もう来ないでねー」とお願いして帰ってきた。

後から知ったことだが、アシダカグモがいるということは家の中にゴキブリなどの虫がいる可能性が高いとのこと。いや、そっちの方が嫌なんだが。。。どうなることやら。

自分にできることが何かを模索しながら、とりあえずできること、発信できることから始めようと思います。少しでもリアクション頂ければ励みになりますので、よろしくお願いいたします。