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ベトナムのマック

今日の見出し画像は
最近撮ったベトナム料理屋さんの写真。

越南と書かれたネオンと
カウンターに並ぶカップルの後ろ姿が印象的だった。

ベトナムには一度だけ
大学の海外研修で訪れたことがある。

4泊5日とか、短い期間だったけれど
ベトナムを北の方から中部へ下りていったり
農作業をしたりフレンチを食べたり
夜中にこっそり抜け出し怒られないかひやひやしたり
現地の学生と交流したり初タピオカを飲んだり
とにかく濃い濃い研修旅行だった。

その中でもすごく思い出深いのが
マックで見かけた同性のカップル。

なんかお腹すいたよね?と
夜中にこっそり抜け出して行ったんだった。

注文が全てタッチパネルだったのに驚いた。
(のちにアメリカに行った時も同じだったから、日本式の対面がもう少なくなっているのかもしれない。)

そんなことは置いておいて、
そう、マックに同性のカップルがいた。
私たちが座っている目の前でキスをしたり、
なかなか濃厚なスキンシップをしていて
もう恥ずかしくてたまらなかった。

なぜここで、同性とつけたのか。
当時は今から5年くらい前。
LGBTQや同性婚などへの関心が
今より低かった(日本では)。

当時は同性・異性なんて気にしてなくて、
そんなことより目の前で繰り広げられる
濃密なやりとりに衝撃を受けていたけれど、
あの時すでに、ベトナムでは同性の恋愛って
いい意味で結構普通のことだったのかもしれない。

あの日あのマックで、かの同性カップルに
目を向ける人たちはいなかったし。(いい意味で)
日本では最近やっと議論されるようになってきた
LGBTQ、同性婚、セクシャリティの話題が
ベトナム含め海外ではきっともっと前から
受け入れられてきたことだったんじゃないかな。

そう思うと、やっぱり日本って
この手の話題は遅れがちだよなあと思う。

あの時見た光景は
当時はなんて事のないものだったけれど
今思い返すと色々感じるものがある。

大学で人権や権利を学んできたこともあって
LGBTQなどの発信をしているSNSも見るけれど
やっぱりまだまだ大変なことが多いらしい。
何かできないかな。どうしたら良くなるかな。

バリアフリーとユニバーサルデザインでいうと
ユニバーサルデザインの考え方みたいに。
この問題が解決に向かうと、
きっとみんなが生きやすい社会になる気がする。
そんな社会を夢見て、
自分にできることを見つけていきたいなと思う。


_______

●バリアフリーはバリアをなくすことで
高齢者や障がいのある人たちが過ごしやすくする
●ユニバーサルデザインは
高齢者や障がいのある人たちはもとより
年齢、国籍などを超えてみんなが過ごしやすくする

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