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台湾旅行記🇹🇼初海外アラサーひとり旅②

台湾旅行の出国から帰国までをレポします。海外、台湾に行ったことがない人がわくわくしますように。

事前準備編はこちら!


2024/9/7(土)

出国前夜

全く眠れません。
不眠続きだったこともあり、超絶ナーバスに陥っていました。

スマホで「海外旅行 はじめて 不安」で検索して布団の中で半泣き。

言葉が通じないの怖い。治安が良いってどのくらい?店員さんに冷たくされたら?スマホ失くしたらどうなる?
本当に?1人で行くの?私が?

行きます。
進むしかねぇ。

2024/9/8(日)

電車を乗り継いで博多駅に到着。
福岡空港国内線へは地下鉄ですぐなのですが、今回は国際線に行きたいのでバスを利用しました。みんなキャリーケースを持っていてドキドキ。
乗車中にオンラインチェックインを済ませます。

第1トラブル

トラブルというと大袈裟なのですが、ちょっとヒヤッとしたのが手荷物を預けた時です。

空港のスタッフさんから説明を受けながら自動預かり機に荷物を横たわらせる私。「荷物がお預かりできませんでした」と表示する機械。スッと吸い込まれていく荷物。

えええ〜!?

別のスタッフさん曰く、どうやら機械の不具合らしい。(私がなにか危険物を持ち込んだとかじゃなくてよかった。)
聞かれるまま荷物の特徴を伝えるも、とりたてて個性のないキャリーケース。頭に浮かぶロストバゲージの文字。まさか日本で?

その後、搭乗ゲートで「荷物が見つかりました」との案内が。
ホッとしつつも出国前から幸先が悪かった気もします。

飛行機

10:55、離陸。
機内アナウンスが中国語!これはワクワクする!

スマホを機内モードにして、『しばらくは日本のモバイルデータを使わないのか』としみじみ。
機内でMIU404を視聴。やっぱりミリオンダラー・ガール、かっこよすぎるぜ。

入国

いざ、台湾!
なんか成田空港とそんなに変わらん感じ〜と思っていたら、立ちはだかる何かしらのゲート。スタッフさんのやり取り確定演出。

不安そうな顔をしていたら紙を差し出して「これ書いた?」みたいなジェスチャーをされました。
なにそれ。

入国カードでした。
これが読めそうで読めない!
Google レンズで翻訳しようにもネットワークが通じてない。

そうだ、SIMカード!
SIMカードを交換すると時間の表示が1時間前に。
すごい。これが時差。データローミングをオンにするだけで繋がった。
こ、こんな簡単でいいの?高額請求されない?(されませんでした)

台湾の入国カードで検索すると記入例が出てきました。

https://www.jal.co.jp/tabi/info/ed/asi/tw.html

次からはオンラインでやろ。

SIMカードはその先を抜けないと交換してくれる場所がないので、事前に購入してて本当によかった。

ルーレット

制限エリアを出ればそこは桃園空港!
きたぜ、5,000元プレゼント抽選!!

私は悠遊卡(ヨウヨウカー)を狙っていました。これが1番メジャーな台湾でのICカードみたいです。
これで電車もタクシーも飲食店も支払いをピッてするんだ〜と思っていざルーレット!

結果は、当選!!

やはり私の力は強大。これまで運で生きてきた。
(当選確率はかなり高いみたいなので皆さんもチャレンジしてください!)

しかし、貰ったICカードがicash 2.0カードだったのが想定外でした。
これも公共の交通機関はほとんど乗れるのですが、使えるお店が違うんです。
今回は使い切れないかなと思いました。

両替機で現金を両替。15,000円が3,000元ちょっとになりました。
消費金が当たったからか最終的に現金で使った金額は8,000円で済みました。

そのまま桃園空港から台北駅までMRTで一直線。
台北駅では丸亀製麺やサイゼリアがあってびっくりしました。あと通路にでかい鏡がいっぱいあって、若者たちがめっちゃダンスしてた。

第2トラブル

ここからが本番。
次はホテルにチェックインです。

機械でチェックインするタイプのホテルでした。

ここ!もう忘れられない。
機械に従ってチェックイン完了してレシートのようなものが出てきました。
ドアが、開かない。
試しにレシートをセンターっぽいところにかざしてみても無反応。
スタッフは周囲にいない。

で、電話しかない……

おそるおそる電話をフロントデスクらしきところに繋ぐ。

私「日本語が話せる方はいらっしゃいますか?」
相手「(中国語らしき言葉)」
私「Japanese,OK?」
相手「No.」

終わった。
(今考えたら何を異国の地で丁寧語なんか使っておるのだと思います。)

ドアが開かない状態を英語でなんと説明したらいいか分からず、「チェックインは終わりました」「ドアが開きません」みたいなことを単語で言いました。口頭だからジェスチャーも通じない。
何か話しかけてくれるけど英語が分からない。

部屋の番号を言われて「い、イエス!」って言ったら遠隔で機械を操作して、カードキーを発行してくれました。つ、通じた!
なぜカードキーが出てこなかったのか今でも分かってませんが、部屋についた瞬間ベッドにダイブ。寝床が確保できた瞬間です。

部屋の広さベッドの幅くらいしかないけど、シャワーもトイレも綺麗でした。

台北101

気を取り直して観光です。まずは台北にお邪魔します、ということで空から眺めに向かいました。

台北101とは101階まである展望台です。
ギネスに登録されたこともある高速エレベーターは東芝のエレベータらしいです。オモコロメンバーも勉強したのかな。

チケットは到着時間が分からなかったので事前予約しませんでした。
ネットから買える割引入場チケットがあるのですが、今回SIMカードを入れ替えた私は電話番号が使えず、ワンタイムパスワードが入力できないので現地で購入しました。

しかもこの入場チケット、悠遊卡(ヨウヨウカー)で支払えるんです!
えーん。魅惑のカード。

あまりにお腹が空いたので台北101のフードコードへ。
はじめてのおつかいスタート。
タピオカミルクティーが飲みたくなり、先喝道に行きました。恫喝の喝?

行列に並び、いざ自分の番。

私「Japanese,OK?」
店員さん「😨」
私「😨」

自分よりも若いであろう店員さんを不安にさせてしまった。

翻訳アプリでタピオカミルクティーと表示して画面を見せたのですが、なぜか困惑の表情。

店員さんはすぐにヘルプを呼んで、別の方が日本語のメニューを差し出してくれました。
久しぶりのカタカナ!!
後ろにも沢山人が並んでいたので見慣れた『ロイヤルミルクティー』の文字に歓喜しました。

「これください」は中国語で「我要这个(wǒ yào zhègè)」と言うそうです。MRTの中で何度も唱えた言葉。
私はメニューを指差し、意を決して口を開きました。

「これ」

せめて「This one.」であれよ。

こうして手に入れたミルクティーはただのミルクティーでした。タピオカ入ってないやんけ。

バカでかミルクティーを飲みながらメイン展望台の89階へ。
高速エレベータで耳がぱこぱこなる。
中はあべのハルカスみたいだな〜という感想でした。ここが今から観光する台北かと思いながらごくごくミルクティーを飲みました。

良い景色

台湾日和

それまで空港→駅→台北101と巡って「東京とあまり景色は変わらないな〜」と思っていたのですが、雙連駅を出ると見慣れない風景がありました。
そのとき、やっと建物の外に出たのだと気付きました。異国情緒を感じる街並みに感動。私は海外に来たのだ。

日本語が通じる雑貨屋さん、「台湾日和」に行きました。YouTubeなどで何度か見かけたインフルエンサーにも人気のお店です。

実際に行ってみると、「金木犀の烏龍茶です」ととても流暢な日本語で話しかけられて驚きました。
こちらのお店では5,000元抽選キャンペーンで貰えるICカードはすべて使えるそうで、私もここで買い物しました。

買ったのはこれ。魯肉飯Tシャツのブラック。
黒に金ってかっこいいよね。

店主の方に思い切って「今回がはじめての旅行なんです……」と話しかけたら優しく会話していただきました。日本語が恋しくて。すぐ近くの寧夏夜市に行く予定だったのですが、「今は工事中で1/4くらいに縮小してるんですよ」と教えてくださいました。

迪化街、また行きたい。

寧夏夜市

来たぜ夜市!!!
私はこれを楽しみにしていた。

寧夏夜市

セブンイレブンで台湾ビールを買って準備万端です。
日曜の夜ですが、地方のお祭りくらいの混み具合で、前に進めない!という程ではありませんでした。
動画で見た屋台などを横目に「ここが小瀧望さんが来た寧夏夜市か〜」と歩くこと数分。入り口まで引き返す私。

怖くて注文できない!!

往復して何も頼めず、少し端っこのほうに寄って落ち込みました。
私はなんてちっぽけなんだ。
いい歳して買い物1つできない。

でも私は知りたい。
魯肉飯の味を!

私の知っている魯肉飯の屋台はなさそうだったので、思い切って路面店に行きました。
頼み方が分からず入り口でうろうろする私。
店員さんたちは目の前の料理に集中しているようでした。

机の上にメニュー表を見つけ、そこには魯肉飯の文字が。これに『正』の字を書くのだと調べていたので記入します。
そして店員さんに話しかけました。

「内用(ネイヨン)? 外帯(ワイダイ)?」

イートインかテイクアウトか聞かれてるんだ!
奥に空間があるの気付かなかったよ。
「ねいよん!(イートインで)」と答えるとメニュー表にテーブル番号を書いてと案内されました。

料理を待ちつつ1人そわそわする私。

魯肉飯と雞肉飯

来た!!!
ちゃんと注文できた!!!!

大袈裟でもなんでもなく涙が出そうになりました。台湾で初めての食事です。

もうね、味は正直普通だった。
普通に美味しい。予想よりちょっと癖がある。八角かな。たくあんが甘くなくて塩辛い。
でもまた食べたくて仕方ないです。

1人でもぐもぐ食べてると隣に老夫婦が座りました。
ちらちらとこちらを見ているなと思ったら、料理をよそって分けてくれました。優しい……!

牡蠣オムレツをいただきました。
旅先で牡蠣を食べるのは不安だと思って避けていたのですが、牡蠣がごろごろ入ってて美味しい!次は当たる覚悟で食べたい。

その後も色んなことを話しかけてきてくれましたが、残念ながらほとんど分かりませんでした。でも何度もお礼を言いました。
どんどんよそわれる食べ物。

おじいちゃん「enough?」
私「enough‼️」

結局食べ切れなかったのですが、台湾にはお持ち帰りの文化が根付いてるそうなんで「だーばお」と言って包んでもらいました。

その後もパクチーの入ったタロイモアイス(パクチー抜かれてた)や中間淳太さんの大好きなスイカジュースを買ってホテルに帰宅。

スイカジュースもバカでかい

大満足で帰宅。
2x歳最後の夜、海外で過ごす刺激的な1日でした。

友人からの誕生日のお祝いに「こっちはまだ23時だよ」と思いながら眠りました。

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