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セッション2 三つの壷

今回は三つの壷があった。(壷イメージを行っている理由はこちら

一つ目は、白の壷で、中を覗くと廃れ気味の遊園地で人が遊んでいた。
二つ目は黒い壷で、中を覗くと、緑と黒のまだら模様をした蛇と、緑の蛙が一匹ずついた。壺の内壁は白だった。
三つ目は白の壷で、中を覗いてもなにも見えない、真っ暗だった。何だか恐怖を感じた。

一つ目の壷には、半分だけ蓋をする。
二つ目には何もしない。
三つ目にはきちんと蓋をする。

一つ目の壷の中にあった遊園地の遊具は、軋む音がとてもうるさくて不快だった。上から油を流そうと思ったが、人が居るので流せない。そこで人をいかだの上に乗せてから油を流した。
きしむ音は無くなったが、遊具全体がベトベトになって人々が嫌がっているようだった。
かわいそうだったので、遊具の代わりにミニチュアの家を置いた。すると人々は中でシチューを作り始め、幸せそうな様子だった。だから、手を加えるのを止めた。

二つ目の壷の蛇は、蛙を食べそうだったので、蛇使いを召喚して、蛇を連れ出してもらった。すると蛙が沢山の卵を産んだ。よくわからないが私はそこで安心して手を加えるのを止めた。

三つ目の壷は何も見えず怖かったが、勇気を出してライトで中を照らしてみた。しかしそれでも何も見えない。だが、人の顔が目を見開いてこちらを見ているような気がして怖くなって中を覗けなかった。
壷の中は永遠の暗闇、深淵であり、手を入れることすら不可能だった。
これは対処できないと感じ、蓋を閉めることで安全を確保して終了した。

今回は前回からまた一歩進んで、壷の中身にアプローチしていった。まだまだ手を着けられない部分があるが、次回の壷と自分に期待することとしよう。

それでは。

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