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a melting moodのDIVA、佐藤史果

キーボードでリーダーのタカハラです。

しばらく今回のメンバー構成についてお知らせしてみます。初回はボーカルの佐藤史果さんです。


今回Blossom Dearie路線の曲をはじめるにあたって、バンド形態でやりたいという思いがありました。それはここ数年、ひょんなことから高校の先輩バンドをいくつかサポートしたことがきっかけで、久々に純アマチュアとして月1回の練習を積み重ねてライブに出るという活動を何度か繰り返しまして。あ、バンドっていいものだなと思ったからでした。音楽の楽しみ方ってそもそもこうでしょ、みたいな。

なんか上から目線みたいで、お前のプレイはどうなんだという話はとりあえずおいといて、理屈抜きに音楽をみんなで楽しむという感覚を忘れていたなと思ったのです。バンド活動から離れて既に14年が経っていましたし。

僕には今もメインの音楽ユニットがあります。Trans of Lifeといいます。なんとか昨年リミックスをリリースし、今年も新譜が出る予定ですが、この数年の活動は停滞気味。それはメンバーが年を取り、みんな本業が幹部級になったり、僕以外の二人は子育てにも忙しくなったからです。このメンバー3人は一生のパートナーで(たぶんBFFってやつだと思う)辞めることは考えられない。それとは別で、純粋にバンドで和気藹々とやりたい思いが沸々とわいてきたのですね。

そこでやるとなれば、長年チャレンジしたいと思っていたBlossom Dearieだったわけです。

ボーカリストとして、佐藤史果さんがまっさきに思いついたのでした。

彼女との出会いは彼女が15歳の時。デモテープを聴いてきれいな英語の発音、ファルセットと地声がきれいにつながる清涼感あるボーカルに度肝を抜かれました。すぐ自分のデモの曲のなかから合いそうな曲をアレンジしてbird風に仕立てて録音、あちこちに広報するも「オトナっぽすぎ」という評価。しかし僕のなかで一番合うのはSwing Out SisterやSadeのような清涼感と雰囲気のある空気感をもったスタイルじゃないのかなと思っていました。なんと言ってもルックスもオヤジキラーなところあると思ったし。笑

そんな僕の思いはボツ。紆余曲折を経て19歳でデビューを果たします。

カバー集をYouTubeにあげたり、僕とデュオライブに取り組んだりもしていました。(カバー画像がそのときのライブフライヤーです)


こうして彼女もデビューから7年。オトナの女性となり、力に任せて歌うのではない、ジャズ路線を歌うにふさわしくなってきたんじゃないかと思っているのです。

彼女は現在Asuさんとの音楽制作や杉田未央さんとのデュオライブなどで活動中ですが、サイドワークとしてこのバンドで新境地を拓いていってもらいたいなあと思っています。


佐藤史果Blog https://ameblo.jp/satofumika
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