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Mastodonつくりました

サーバー:mstdn-kitakubu.com
ユーザー名:Hal_Rommel
サーバー+ユーザー名:@Hal_Rommel@mstdn-kitakubu.com

※帰卓部サーバーへの登録方法はこちらの記事で。


7/3追記:
最初に大事なことを伝えておく!違うサーバーでもフォローできる!違うサーバーでもフォローできる!何ならマストドンとMisskeyも相互フォローできる!だから最初のサーバーは深く考えず選んでもOK。



といっても現時点では避難先としてという感じで、定期的な運用は想定していません。なんやかや手間を惜しんで他SNSのアカウントを作らずにここまで来ましたが、2023年7月の閲覧数上限規制のタイミングでついに「一応準備しておくか…」と重い腰を上げました。

みんなもこの機にバックアップを用意しよう!あくまで避難先だから!いられる限りはTwitterにいるから!

一緒に始めてくれる人は最初の「始め方」だけ見てね。登録自体は4クリックでできます。


始め方

Mastodon公式にアクセス。
②「アカウント作成」をクリック

③「アカウント作成」をクリック
④サーバー一覧画面が出てくるので、アカウントを作成したいサーバーで「アカウントを作成」をクリック。

とりあえずマストドン日本鯖(mstdn.jp)

⑤次の画面で表示名(Twitterでいうユーザー名)、ユーザー名(TwitterでいうTwitter ID)、メールアドレスとパスワードを入力し、「登録する」を押せば登録は完了です。

誰かに使われていなければ、Twitterと同じ表示名やIDも使えます。

なぜマストドンか?

Twitterからの「引っ越し先」としてのSNSの候補はBlueskyMisskeyなどいろいろ挙げられていますが、私がマストドンに決めた理由は大体以下の3つです。

①サービス開始からそれなりの歴史があり、利用者数が安定している

Twitterを使っている理由は人それぞれだと思いますが、私の場合は「同じ趣味の人たちや友人とのコミュニケーションのため」と、「雑多な情報を何となしに眺めて楽しむため」の二点が大きなところです。前者については正直、どのSNSを選択しても条件はあまり変わらないでしょう。同好の士や友人は、Twitterから連れてくるか新たなサービスで見つけるしかありません。問題は後者で、私は雑多な情報が次々流れてくるタイムラインが好きなので、利用者数がある程度多くて情報が溢れているようなサービスが望ましいわけです。

特にTwitterの経営体制の変化やサービスの改悪が囁かれるようになった2022年以降、Twitterの後継を目指す分散型SNSは数多く出現してきましたが、いずれもまだ歴史は浅く、個人や比較的小規模な共同体によって運営されているものが殆どです。恐らくこの後数年は群雄割拠の時代があり、ユーザー数が一定に満たないサービスはやがて消えていくでしょう。MastodonやMisskeyも基本的には同じですが、現在の流れが出来る以前からのサービスであり、ある程度の利用者数が担保されている点が強みです。

②サービス内の住人のカルチャーが一定ではない

①で述べた点と被りますが、私がTwitterに求めているのは玉石混交の情報の濁流であり、個々の無責任な発信によって生み出されるカオスです。後発SNSの中には、特定のテーマを持って作られたサービスもあり、Misskeyなどはいわゆる「古き良きインターネット」の再現を目指している風潮があります(個人の見解です)。

最初は私もMisskeyいいじゃん!と思っていたのですが、こう…「カオスを目指して作られたカオス」ってなんかちょっと違うんですよね。「普通の万人受けするサービスを目指して作ったらいつの間にかカオスな場になってました」というのがインターネット老人会の求めているものであり、そうすると土壌としては特定のカルチャーではなく、MastodonのJPサーバーのような広範なカルチャーを持ったユーザーが集っているサービスのほうが望ましい気がしました。ていうかMisskeyとマストドンのユーザー同士は相互にフォローできるのでぶっちゃけどちらで始めてもいいんですけどね。

③「Twitterらしさ」がある

Twitterの利用者が後継サービスを探すにあたって、「Twitterらしさ」はすなわち「始める敷居の低さ」と言い換えることもできそうです。Twitterは既に成熟したサービスですので、実はユーザー登録から利用開始までの導線も使いやすく設計されています。最も登録後の利用際して公式クライアントの使い勝手はあまりよくありませんでしたが、サードパーティーが規制される前のTwitterでは非公式クライアントの選択肢が豊富に存在しており、自分に馴染むものを選んで使うことで利便性を向上させることができました。

Mastodonは当初、中央集権型のTwitterに対抗すべく分散型SNSとして生み出されてはいるものの、Twitterからの利用者の流入も見込んでかUIや用語などはTwitterを意識しているものが多くあります。分散型特有の用語(インスタンスとか、サーバーとか)に慣れる必要はありますが、Twitterの利用者にとっては登録から利用開始までの流れはそれほど難しくないでしょう。

Twitter公式のUI(上)とMastodon公式のUI(下)。似ている。

サードパーティークライアントについてもTwitterで散々お世話になったTwitpaneと同じ開発者さんのクライアントをはじめ、Mastodonで使えるクライアントも既に複数開発されていますので、閲覧環境の選択肢が多い点も始めやすさに繋がっていると思います。

Twitterらしさといえば、BlueskyはTwitterの共同創業者が開発しているという背景もあり、UIなどもTwitterに近く魅力的でした。ただそもそも招待制を取っていることもあり利用者数はまだ少なく、非公式環境の開発は進んでいない点で私にとっては「Twitterらしさ」以外はMastodonのほうがニーズと合っているのかなと。

今後について

私としてはサービスが継続している限りはあくまでTwitterをメインに利用し続けたいと思っています。ここまで語っておいてなんですが、そもそも「分散型SNS」って無理があると思っていて、巨大なプラットフォームを維持し続けるには巨大な運営体が必要だというのが個人的な考えです。今のTwitterにはいろいろな問題がありますが、それでも運営企業の資本力はそのほかの部分を差し置いても圧倒的な強みであり、「サービスを継続できる可能性」という点において個人や共同体の善意によって運営される数多の分散型SNSよりも分があると思います。

また今後Metaやその他の大企業が中央集権型のSNS事業を始める可能性もありますが、恐らくTwitterとの差別化が出来ないのでユーザーを集めるのは難しいでしょう。

理想はTwitterの運営体制が変わり、広告やTwitter Blueなどを巧く活用して資金力を維持しながら、サードパーティーと持ちつ持たれつの方針に再度舵を切りなおしてくれることですが、それが出来るにしてもかなり時間がかかりそうです。そのためしばらくの間は、Mastodonで保険をかけつつTwitterの利用を続ける、という姿勢が最善かな…と思いました。

というわけで皆様、Mastodonにアカウントを作ったらフォローしてくださいね(・ω<)


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