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再びWISC検査を受けました

先日、学校を休み、療育(発達支援)を受けるために、WISC-Ⅴを受けに支援教室に行ってきました。今回で2回目になります。
次の4月からお世話になる支援教室で、我が子の支援計画をたてるためにWISC-Vの結果が必要との理由で受けてきました。本当は、支援教室の放課後デイサービスを利用したかったのですが、キャンセル待ちの状態ということで、そうではない枠で週1のレッスンを受ける形になります。
そうではない枠というのは、放デイのような自治体負担がないため、レッスンごとに料金が発生する形の療育になります。そのレッスンも現時点では枠が埋まっていて、来年度(4月から)受けることができるという状況ではありますが、もしかしたら早い方なのかもしれないです。

初めてWISCを受けた時は夏休みで、(ⅤではなくⅣ)実は2日間に分けて受けていました。1時間かかる予定だったので、近くのファミレスで待っていたところ、実施してくれた先生から電話がかかってきて「頭が痛いと言って辛そうなので途中ですが、今日はやめようと思います。」と言われて急いで迎えに行きました。

頭痛の原因は難しことを考えなくてはならなかったことや、30分以上の集中が続かなかったことが原因で、心理的なものだったと思います。後日残りの半分を受けに向かったのですが、とても嫌がったので結局私も同席し、様子を見ながらなんとか最後まで実施できました。

初めてWISCを受けた施設の前を通ると「あの時は本当に嫌で辛かった」と言うほど、悪い思い出になってしまっていました。
なので2回目に受けることになったときにどう説明しようか迷いましたが、「ゲームみたいなテストをやるから」と話し、かえりにマクドナルドを食べに行くと言う約束をして向かいました。

開始して20分経ったところで、「休憩したい…」とつぶやきましたが、そのまま続けられて、半分をやり終えた約30分後に休憩をとることができました。
15分の休憩後、後半を再開したのですが、もうこの時点で集中が切れてしまっているので、グズリが始まり、椅子に寝転びながら先生の質問にやる気なく答える状況でした。

WISC実施中の保護者としての振る舞いがよくわからず、あまり影響を及ぼしても正しい判定がつかないかなとか色々考えながらも、「あと少しだよ」とか励ましながらなんとか終了しました。WISC自体が終わると笑顔がもどり頭はマクドナルドのことでいっぱいになり、機嫌ももどりました。

実施してくれた先生には申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、翌日改めてメールをすると、「気がすすまないことなのに、何とか答えを出そうとする懸命さに芯の強さを感じました。がんばりやさんですね。」とお返事いただき、なんて寛容な先生なんだと私のほうが目頭が熱くなりました。

発達障害の凸凹があると本人はもちろん、親も周りの無理解や不寛容さに傷つくことはあると思います。そんな中で親と同じように、この子のもどかしさ辛さを助けたげたいというスタンスで関わってくれる人がいるということが、私には本当に心強かったです。
学習障害は色んな特性があるからなおのことかもしれませんが、この子の特性を本当に理解してくれる人というのがありがたかったです。




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