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読書日記:『世界の夢の本屋さん』は、店員さんも素敵だった!

旅行したいな〜。

遠くへ行きたい。

そう思って、久しぶりに取り出したのがこの本。
『世界の夢の本屋さん2』

行ってみたい本屋さんが北海道にあったな。
その本屋さん目指して、北海道に行きたいな〜、なんて思い出しながら、久しぶりにページをめくりました。

この本は、本好きには夢のような素敵な本屋さんが、世界各地の選りすぐりの本屋さんが、あちこち紹介されている本です。

このデカさ、なので、本屋さんで目について知っていた方も多いのでは?と思います。
確かに、デカい、立ち読みするにも重い。少々値段も張る。
それでも、このシリーズの前著『世界の夢の本屋さん』がすごくよくて、それを最初に買って読んでいたから、こちらも買わずにはいられなかったという、本でした。

本屋さんの佇まいが素敵で、大型書店にしても建築やインテリアが傑出していたり、本のセレクトに趣きがあってこんな本に出会いたかった!というような本が置かれていたり。
そんな、本好きにとって魅力たっぷりの本屋さんが、いくつも紹介されてます。

私はこの本、本屋さん自体もとても好きなんだけど、紹介されているオーナーさんや書店員さんが、これまた好きなんですよ。

書店員さんと、お話してみたい。
これは札幌の紀伊国屋書店。紀伊國屋も大好きな本屋さん。札幌本店ぜひ行ってみたい!


本を愛することや、商売としての哲学、本やお客さまへの向き合い方、なんかが語られていますが、そのコメントがとってもいいんですよね。
共感するというか、とても知的好奇心をくすぐられるというか…。
素敵な方々が紹介されているんです。本を通して、その方の生き方も垣間見えるというか。
本の魅力、書店の魅力に惹かれてそんな方が集まって、またお客さんも集まる。
本と人との交差点、やっぱり本屋さんって最高だ〜。


今日は、日本の本屋さんをいくつか読んで、やっぱり北海道行きたいな〜、なんて思っていました。

こんな本を出版してくれた、出版元のX-Knowledgeさんには、この本のおかげで(勝手に)絶大な信頼を寄せています。
ここの出す本は間違いないだろうという。

この本の著者の清水玲奈さんが前書きに書いている。
“優れた本屋さんには、終わることのない物語がぎっしりと詰まっている。”

ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』を思い出すこの言葉、やっぱり本屋さんには、静かでありながら、魔力があるな。

本で終わる一日は、しあわせです。

今日も読んでいただいて、ありがとうございます。


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