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空っぽなら満たせばいい。

ふとした瞬間に
自分が何者でもなくて
何も持っていないことに気付く。

秀でるものもなければ
誰かに熱弁できるものもなく。

空っぽな25歳の自分がいるだけ、
それに気付く。

そして同時に気付く。
秀でるものがあるあの人も
何かに熱中しているあの子も
継続してたり努力しているから
彼ら彼女らの手には
何かしらの形として
彼らを形成する何かを握っている
ということも。

空っぽなわたし。

じゃあ埋めていけばいい。

そんな呑気な考えを持っているところ、
なかなかいいんじゃないかと思ったり。

私も何かを掴みたい。

だから、少しずつ、少しずつ、
今からでも積み重ねていきたい。