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20代で購入したじぶんへのご褒美
おはようございます。
今回は私が20代、実家暮らしで、仕事をしていた時の話です。
女3人の生活
私は親の離婚を機に、妹と母と20歳くらいから3人で暮らしていました。
父からは大学の費用は私が交渉して出してもらいましたが、生活等の支援はありませんでした。
すでに記事にしていますが、父は自分が悪いとは思っていなかったのです。
父の姉にあたる伯母は、家に空いた穴を見て「弟が悪かった」と謝罪をしてくれましたが、父は謝るような言動は一切ありませんでした。
基本的に父は自分を受け入れてくれない私たちを家族とは思っていないのだろうなと娘としては受け止めています。
学生の時は甘えていたけれど
院を卒業し、仕事をし始めてから私も母に生活費を入れられるようになりました。
仕事面では、自分がなりたかった状況ではありませんでしたが、資金面で家族の支えになれたことにほっとしていました。
給料を細かく予算分けをして、自分の貯金も少しずつ増やしました。
そして自分で自分にご褒美を購入することを決めていました。
憧れだったハイブランド
学生時代、研究会が行われその後立食会などがありました。
その時、友達の子がブランドのショルダーバッグを身に着けていました。
それがとても素敵で、羨ましかったです。
私も一つでいいからハイブランドのバックを持ってみたいなと憧れていました。
目標の金額に達成した
ずっと目星をつけていた、カバンが手に入る金額に達成し、私は横浜駅にあるデパートが開店する時刻に出かけました。
初めて店内に入り、欲しいカバンをリクエストしました。
緊張で胸がいっぱいでした。
少し時間がかかったので、店内を歩いてみましたが目が出るような金額ばかりだったので、大人しく座って待ちました。
そして、ようやく手に入れることが出来ました。
あの高揚感は、今でもよく覚えています。
祖母に言われたこと
祖父母の家に初めてカバンを提げて遊びに行った時「いい買い物をしたね。いいものは若いときに買うのが一番いいよ。」と褒めてくれました。
その時はそういうものなのかな。と、言葉の意味をあまり理解出来ていませんでした。
クローゼットの中で
ハイブランドのショルダーバックは、独身の時はお出かけで使用する日常アイテムでした。
でも、結婚し子どもが生まれてからはクローゼットに眠っていることが多かったです。
祖母はああ言ってくれたけど、なかなか使うことがないなと思っていました。
特別な日に、そして
それでも、七五三や幼稚園や小学校の行事で使用することが出来ました。
子どもが大きくなってくると、普段使いとしてもまた使う頻度は増えていったのです。
祖母が言ってくれたのは、ひとついいものを持っていれば今後の様々なシーンがあっても、持つカバンに苦慮しないという意味だったのだなと思いました。
次に購入したのは長年の相棒となる腕時計
私が次にコツコツとお金をためて購入したのは、腕時計です。
デザインは大事ですが、より私が重要視したのは機能性でした。
当時悩んで選んだのはソーラー電波時計でした。
私が26歳くらいの時に購入したのですが、お店に持ち込むこともなく20年近くずっと私の相棒となってくれています。
コロナで引きこもりすぎて、動きが悪くなった時は、洗濯物と一緒に竿にかけておいたら、復活しました。
どちらも結婚などまだ意識していない時期に、自分で働いたお金をコツコツ貯めて購入して「良かったな」と思えるご褒美でした。
何より自分で買ったから価値があるのだと思います。
グッジョブ、20代の私。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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