私の哀しみを知っているのは

私がどれだけの絶望に
今倒れたとしても
人々は明日へ向かって
歩いてゆく
その背中を目だけで追って
私は昨日までの日々を思う
「もう過ぎたことなんだから」
そう何度も言い聞かせてきても
何故なの?涙だけが流れる
私の哀しみを知っているのは
この涙だけ

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