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乳酸菌ワークショップを開催!

こんにちは!MelliaのHONOKAです。
今回は、2022年7月22日(金)に新宿で開催した「乳酸菌ワークショップ」の模様をご紹介します!

大阪でのワークショップの模様はマンスリーレポート内で少しご紹介しているので、あわせてご覧ください!

講義型と体験型の2部構成!

今回着目したのは腸内環境。腸は肛門につながっているため、腸内環境もデリーケートゾーンの健康に影響するのですが、このことを意識できている人はまだ少ないよう。

そのため今回は、腸内環境を整える大切さを知っていただけるよう、I’mユーザーの方をお招きしてワークショップを開催。
2人の専門家をお呼びし「乳酸菌についての講義」と「発酵食を自分で作る体験」の2部構成で実施しました!

”健康な胃腸なくして美は得られない”

第1部は、消化器外科の看護師である胃腸良子先生による講義から。とても分かりやすいハンドルネームですね!乳酸菌とデリケートゾーンの関係や、腸内環境と膣内環境の関係などについてお話しいただきました。

膣内では自浄作用が働いていることはご存じですか?知っていても、その仕組みまでは知らないという人が多いのではないでしょうか。
胃腸先生によると、この自浄作用は乳酸によってうまく保たれるとのこと!

膣の中には、ラクトバチルス菌で構成された「デーデルライン桿菌」という乳酸菌が存在します。この菌は、乳酸となって膣内を酸性にしてくれる善玉菌。女性ホルモンによって増えたグリコーゲンが変化したブドウ糖をエネルギーにするのだそう。
そして中にいる細菌や雑菌は、膣内が酸性になるほど死滅していくため、乳酸が増えるほど膣内がキレイになっていくとのこと。このようにして自浄作用が保たれるのですね。
少し専門的なお話でしたが、膣の健康維持のために知っておくべき大事な内容で、もっと広まってほしいなと思いました。

また、膣の病気はオリモノによって分かるとのこと。
色別で説明してくださいました。

茶色→出血しているかも
黄色っぽい→細菌感染しているかも
薄緑色→性行為感染症かも
白っぽい→免疫力が下がっているかも

特にトラブルとして多いのが、カビの「カンジダ」。
オリモノが白っぽかったり、酒粕のようだったりするとカンジダの可能性があるそうです。膣以外の場所にもできたり不妊の原因となったり、やっかいな症状なので定期的に産婦人科を受診することをおすすめされていました。

デリケートゾーンケアの際、なぜ肛門と膣は近い所にあるの?と疑問に感じた人もいると思います。
胃腸先生いわく、その理由は「腸管から少量の菌が膣へ移行する必要があるため」だそう。腸内にもラクトバチルス菌は存在しており、少量だけでも膣に移ってくることで性感染症のリスクが下がるみたいです。
腸が膣の健康を守る役割を果たしているとは、驚きでした!

ちなみに、健康的な膣内のpH値は4.0〜4.5ぐらい。膣内のpH値が上がってアルカリ性に近づくと、膣のバリア機能が崩れたり、トラブルが起きやすくなったりすることも。乳酸菌の摂取で膣内環境・腸内環境が整えば、デリケートゾーンもキレイになって、自分のカラダもキレイになります。
胃腸先生が掲げる、”健康な胃腸なくして美は得られない”というメッセージは、まさにその通りですよね。内側からケアすることの大切さを学ぶことができました!

発酵ジュース作り体験

第2部では、発酵活動家の田中菜月さんに、発酵ジュース作りを教えていただきました!

菜月さんは雰囲気から健康さがにじみ出ていて、この明るさもきっと発酵パワーによるものなんだろうなと感心しました(笑)。
最初に、菜月さんが作ってきてくださった自家製発酵クラフトコーラを炭酸水で割って飲んだのですが、ちょうど良い酸味と甘味で、とてもおいしくて感動しました!

コーラには砂糖がたくさん入っていて健康に悪そうと思っていたのですが、菜月さんが作ったコーラには、健康作用のあるスパイスや酵素がたくさん含まれていて、カラダに良いそう!自分で作る発酵食の魅力を認知しました。

発酵ジュースのレシピはとてもかんたん。あっという間に作ることができて楽しかったです!

レモン:200g
柚香(ゆこう)果汁:50g
てんさい糖:250g
スパイスキット:1袋

《作り方》
500mlの透明のビンに、小さく切ったレモンとてんさい糖を交互に入れ、スパイスを乗せたあとに柚香果汁をかけて完成

柚香果汁は、ゆずの香りがする柚香酢です。今回はI'mオリジナルということでレモンと柚香を使用していますが、他のフルーツでも代用可能です。
てんさい糖は、腸の調子を整えてくれるオリゴ糖が含まれているのが特徴。スパイスキットには、8種類のスパイスが入っているとのこと。口に入れるものに珊瑚が入っているなんて、驚きでした!

カルダモン
クローブ
ブラックペッパー
国産鷹の爪
バニラビーンズ
珊瑚
昆布
ナツメ

こんなに栄養価の高い材料がたくさん入った発酵ジュース。見た目がおしゃれなので飲むのがもったいないのですが、どんな味になるのか楽しみです!

育て方は、直射日光が当たらない常温の場所に置いて、1日1回、手かスプーンで混ぜるだけでOK。密閉しないのがポイントで、夏は1週間ほどで発酵するそうです。日ごとに味見してみて、自分の好きな味になったら冷蔵庫に保存するといいそう。また、混ぜる際に心をこめるのもおすすめだと仰っていました。

発酵ジュースは環境にも左右されるそうで、同じタイミングで作っても、発酵した頃には人によって違う味になっているのだとか!みんなで持ち寄って味を比べてみるのもおもしろいですね。

乳酸桿菌(国産米由来乳酸菌)と柚香エキス(柚香果汁エキス)は、I’m La Floriaの商品にも含まれています。デリケートゾーンの保湿力を高めたり、菌のバランスを整えたりしてくれます。
デリケートゾーンケアとあわせて乳酸菌や発酵食を取り入れ、外からも内からもケアすることを続けていきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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