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ハローキティみたいな友人が結婚した



結婚したよー!と学生時代の友人が報告をくれた。 

 彼女とは学生時代の同期で、寮生として共に一つ屋根の下で濃ゆい時間をすごした友人である。彼女は非の打ち所がなく、生活の中でズルをすることは一切なく、いつも正しく笑顔が可愛い女性です。
 まだ交流が浅い時期、実家の長野県から送ってもらったりんごをお裾分けしてくれたとき「ハローキティみたいな女の子だ」と、ガシガシと甘いりんごを食べた記憶がある。
 誰にでも分け隔てなく優しく、愚痴を吐くことなく人一倍努力をして志望していた大学への進学も果たせた彼女。料理も上手で、手作りでマシュマロを寮の共同キッチンで作ろうとしていたときは流石に驚いた。優しく正しく、努力家であるだけでなく、アホみたいなことも好きで「負けたら真剣にゴリラのモノマネ!ジジ抜き対決」もノリノリで参加してくれた。わたしの友達である大きな証拠ですね。

 彼女との出会いはちょうど10年前になるが、先日会った時も変わらず「ハローキティ」だった。大学を卒業してから勤めた会社を今でもずっと続けており(すごい!)、10年前と変わらない背筋がピンと伸びた長い黒髪のシルエットで改めて結婚したことについて話をしてくれた。

 ブログでわざわざ友人の話をするとは思わなかった。ゆくゆくはいろんな出会いを書き下ろしていきたい漠然と考えていたものの、こんなにもスラスラと書き綴ろうと思ったのは自分でも意外だった。彼女の良いところはたくさんあるし、アホみたいな思い出もたくさんあるけれど、それ以外の何かしらの理由やネタがエネルギーとなり、今このブログを書いている気がしている。
 その答えを考えて考えて、気が付きました。わたしは彼女に対して大きな尊敬があるのです。教科書に出てくる偉人や、テレビに出演している評論家に対する「尊敬」は気がつくのに、近い場所で時間を過ごしていた友人に対して感じる「尊敬」は、案外気が付かないものなんですね。

 このブログを彼女に読ませたら「気持ち悪い😂😂」と大爆笑されそうだ。面と向かって「尊敬してる!」と言う隙間がないくらいいつもゲラゲラ笑っている間柄なので、びっくりするだろう。ゴリラのモノマネをしながらであれば「いつものことだ」と受け入れてくれるかもしれないが…

友人に対する尊敬は案外気が付かないということを、知りました。30歳になってもまだ知らないことは多いねえ

キティちゃんまじ結婚おめでとうー!

今日は終わりー!
ウホウホ

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